夏みかんは旬を迎えるのが春なのに
どうして名前に「夏」とついてるんだろ?

なんてことを思われてないでしょうか?

 

なので今回は

夏みかんの名前の由来

についてをまとめてみました。

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夏みかんの名前の由来は?

夏みかんの名前の由来は

夏になると酸味が抜けて食べやすくなる

というのが由来です。

 

昔の夏みかんの実がなる時期は

晩秋

つまり新暦で言えば大体10月初旬から11月初旬頃
となっていたのですが、

 

晩秋の頃に実がなる夏みかんは
酸味が強くて食べずらい為

ポン酢の原料や酢の代用として使われました。

 

ですが、
すぐに収穫せずに初夏まで樹につけておくと

熟して酸味が抜けて食べやすくなります。

 

なので、

初夏の食べ物として
売りに出されるようになったことから

 

夏みかん

という名前になったのです。

 

ちなみに初夏は現在の新暦で言えば

5月上旬から6月上旬頃

に当たる時期になります。

 

そして現在では

品種改良等によって初夏まで待たなくても
十分甘い夏みかんが作られるようになり、

 

春頃が夏みかんの
旬の季節となっているのです。

 

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夏みかんという名前の由来はさらに?

夏みかんという名前はかつては

夏橙(なつだいだい)

という名前でした。

 

しかし明治中期に
大阪市場に出荷する事になった際に、

 

大阪の仲買商人から
夏橙から「夏蜜柑」に変更するように言われ、

 

それ以降は商品名として

夏蜜柑

の名前が広く知れ渡ったことで
現在では「夏みかん」が広まっているのです。

 

橙は主に生食せずに
ポン酢の原料使われていますし、

 

夏みかんも昔は実がなる晩秋の頃のものは

生食ではなくポン酢の原料等で
使用されていましたので、

 

当初は夏みかんではなく
夏橙なのもなんとなく納得ですね。

 

ですが、

「夏みかん」の方は商品名として
語呂がいいようにも思えますし、

 

夏に生で食べることができる商品

として売り出すのだったら
橙よりもみかんの方がよさそうですね。

 

ちなみに橙とオレンジの違いはこちら↓

オレンジと橙の違いは 色や果実でこうなる?

 

橙の由来についてはこちら↓

橙の由来は 語源はどこから来ている?

 

 

夏みかんの由来はここから来ている?

そして夏みかんが
日本で食べられるようになった由来は

 

江戸時代の中期に現在の山口県の
青海島のあたりに流れ着いた柑橘の種を

地元に住む西本於長という女性が
家で植えて育てたのが最初とされます。

 

 

夏みかんの名前の由来まとめ

夏みかんの名前の由来は

初夏の頃になると熟して酸味が抜けて
食べやすくなることから

となっています。

 

そして品種改良によって
夏みかんの旬の季節は春頃になってます。

 

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