うなぎのぼり
という言葉を最近
耳にしたことがあると思いますが、
うなぎのぼりの意味や使い方、由来は
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
うなぎのぼりの意味や使い方、 由来
についてをまとめてみました。
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うなぎのぼりの意味はどうなってる?
それでうなぎのぼりの意味は
どのようになっているのかと言いますと、
物事の程度や物価、株価などが好調になり
急激に増加・上昇すること
という意味になっています。
その他にも
貧賎の身から起つて出世した人
という意味も存在しています。
ちなみにうなぎについてはこちらも参照ください↓
うなぎのぼりの由来はどこからきているのか?
それでなぜ
物事の程度や物価が急激に増加・上昇することを
「うなぎのぼり」と呼ぶようになってるのかと言えば、
うなぎのぼりの「うなぎ」は当然
魚のうなぎのことになるのですが、
物事の程度や物価が上昇することに対して
「うなぎ」が使われているのには
以下のような諸説が存在しています。
うなぎが川をのぼる魚だから説
うなぎといえば
海で卵から生まれて
稚魚が川に入り上流を目指します。
うなぎ以外にも海で生まれて
川へのぼっていく魚はいますけど、
急流の川や水の少ない場所では
大抵の魚はそれ以上のぼることができません。
しかしうなぎは
急流や水が少ないといった
悪条件の川だとしてもどんどんのぼっていきます。
そんなうなぎに例えて
物事の程度や物価などが急激に増加・上昇することを
うなぎのぼり
と呼ぶようになったという説です。
ちなみにうなぎは
雨が降ったときには陸に登って
草の間を這い進む事もあると言われます。
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うなぎがぬるぬるしているから説
そのほかにもうなぎのぼりの由来は
うなぎがぬるぬるしているから
という説も存在しています。
うなぎの体はぬめぬめしてるから
つかもうとすれば手が滑ってしまい
手づかみをするのが難しいため
どんどん上へとのぼっていきます。
なので
手づかみできずに
上へとのぼっていくうなぎの姿を
物価や物事の程度が急激に
増加・上昇していくことに例えて
うなぎのぼり
と呼ぶようになったという説です。
うなぎのぼりの使い方はどうなる?
うなぎのぼりという言葉の使い方としては
基本的には評価や人気、
物価や地位等の色々なものに対し
急激に上り調子な時に用いられています。
出演したドラマがヒットしたおかげで
あの俳優の人気はうなぎのぼりだ
本格的な夏を迎えて
エアコンの売り上げがうなぎのぼりだ
といったように
いい意味での使い方もありますが、
不漁により魚の値段がうなぎのぼりだ
今年の夏は気温がうなぎのぼりなので
熱中症には気を付けてください
といった感じの意味としての使い方もされます。
うなぎのぼりと意味が似ている言葉は?
うなぎのぼりと意味が似ている言葉としては
鯉の滝登り(こいのたきのぼり)
という言葉が存在しています。
鯉の滝登りには
1.鯉が滝をのぼること
2.勢いがいいこと
3.人の立身出世すること
といった意味が存在しているので
うなぎのぼりと意味が共通してると感じます。
ただ、
「うなぎのぼり」の意味が主に
物価や価格、物事の程度などが急激に
増加・上昇すること
に対してつかわれるのに対して
鯉の滝登りは
人が立身出世していく様子
という意味で使われる言葉となります。
まぁ急激に出世していくことに対しても
「うなぎのぼり」と使うのは
間違った使い方ではありませんけども。
鯉の滝登りについてはこちら↓
うなぎのぼりの意味や使い方 由来まとめ
うなぎのぼりの意味については
物事の程度や物価、株価などが好調になり
急激に増加・上昇すること
となっていて
由来は
うなぎがどんな川でものぼっていくから
うなぎがぬるぬるしているから
等の説が存在しています。
なので、
物事の程度や物価などが急激に
上昇したり増加するようなときに対して
うなぎのぼりという言葉を使いましょう。
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