よく将棋の局面で

王手(おうて)

という言葉を耳にしますが、

 

王手とは
どのような意味の言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

王手の意味

についてまとめてみました。

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王手の意味ってどうなっているの?

王手の意味としては、

 

1.将棋で、直接に王将を攻めたてる手

2.自分の勝利が後一歩で決まるという最終段階

3.成功や成就が目の前にある状態

 

という意味になります。

 

相手の王将を攻めたてる手

というのが
イマイチ分かりにくいかと思いますが、

 

簡単に言ってしまえば

「次の手で相手の王将を取る事ができる」

という脅迫の意味です。

 

将棋という遊びは
王将を取られたら負けとなりますので、

次の一手で王将を取れるという状況はいわば

 

勝利まであと一歩の状況

となっています。

 

だから、

王手をされた側は
王将を取られるわけにはいかないので、

 

王手を防ぐために

王手されている相手の駒を取ったり
王手されている相手の駒から逃げる

といった事をしないといけません。

 

そして

次の手で相手の王将を取る事ができる
=これを相手が防げなければ勝利できる

という意味から転じて、

 

スポーツなどにおいて後一歩で
自分や自分のチームの勝利が決まる時や、

あと少しで成功、成就するという状況になった時に

 

王手

と表す場合もあります。

 

だから将棋以外の局面で

王手

という言葉を使う場合は

 

自分の勝利が後一歩で決まるという最終段階

という意味でつかわれる事が多いのです。

 

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王手とチェックメイトに意味の違いってあるの?

将棋と似たような遊びで

チェス

が存在していて、

 

チェスでも勝利が目前のときに

チェックメイト

という言葉を用いますが、

 

王手とチェックメイトには
どのような意味の違いがあるのか?

と言いますと、

 

まず王手の場合は

相手の王将を追い詰めて
相手が防げなければ次の手で取れる

という勝利の一歩手前の状態です。

 

そしてチェックメイトの場合は

チェックメイトの意味や由来はこのようになっていた?

でも解説していますが、

 

追い詰められてる状態だけど
それを防ぐ手段がない状況

を意味する言葉となってます。

 

なので、
王手とチェックメイトの違いとしては

 

王手:

追い込まれたけど手を打てば
まだ逃げられる可能性がある

 

チェックメイト:

追い込まれてもう打つ手がない状態

 

という事になります。

 

チェスで言うと王手に近い言葉は
次に何もしなければキングを取られる状態になる

チェック

の方となっていて、

 

将棋だとチェックメイトにあたるのは王手より

詰み

という表現の方が当てはまるでしょう。

 

 

王手の意味まとめ

王手の意味としては

 

1.将棋で、直接に王将を攻めたてる手

2.自分の勝利が後一歩で決まるという最終段階

3.成功や成就が目の前にある状態

 

となっていますので、

まさに勝利の後一歩手間という時に
王手という言葉を使用しましょう。

 

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