空前絶後(くうぜんぜつご)

という言葉を
テレビや新聞などでみることがありますが、

 

空前絶後とは
どのような意味をもった言葉なのでしょうか?

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空前絶後はこんな意味を持っていた?

空前絶後には
どのような意味があるのかといいますと、

 

それまでに例がなく
今後もまずあり得ないような事

という意味を持っています。

 

空前絶後という言葉は

 

今までになかった事を表す意味の「空前」

今後もあり得ない事を表す意味の「絶後」

 

の2つが合わさった言葉です。

 

それでなんで
今までになかったことを

空前

と呼ぶのかといいますと、

 

「空」という漢字には

何もない からっぽ

という意味も存在しています。

 

よく何もない状態や
何もなかった期間のことを

空間、空白

という風に呼んでたりしますが、

 

「空(から)」という言葉は
まさにそんな何もない状態を表す意味です。

 

つまり、

「前」には「空」の状態で
以前にはなかった

という意味になるわけです。

 

そして、
「絶」という漢字には

 

途中でたち切る

連続しているものや関係が切れる

 

といった意味があります。

 

断絶とか絶交とか

連続しているものや
関係が途切れる言葉があることから

その意味がうかがえます。

 

つまり、
「絶後」という言葉は

「後」を「絶つ」つまり
「後にはない」、それっきり

ということになるので、

 

今後もまずあり得ないこと

という意味の言葉になるわけです。

 

そんな

今までになかった事

今後もまずないだろうこと

の2つの意味が合わさった言葉が

 

空前絶後

ということになるわけなのです。

 

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空前絶後の使い方とは?

空前絶後の意味が

それまでに例がなく
今後もまずあり得ないような事

となっていますが、

 

それじゃあどのような事があった時
空前絶後を使うのかといいますと、

 

過去にあった出来事

を語る際に
空前絶後という言葉を使います。

 

現在進行形の出来事だったら
今までになかったこととして

空前

という言葉は使うかと思いますが、

 

そんな今までになかった出来事が
今後ないということは

現在進行形だと絶対と言い切れません。

 

今後似たような事例が起きれば
空前絶後とは使えませんからね。

 

なので、

過去に今までにないような出来事が起こり
その後今日に至るまで似たような事はなかった。

という意味で

 

空前絶後

という言葉が使われるわけです。

 

 

空前絶後の意味と使い方まとめ

空前絶後の意味としては

 

それまでに例がなく
今後もまずあり得ないような事

となっており、

 

過去に起きた出来事を
語る際に使う言葉となってます。

 

なので、

過去の大きな出来事を語る際などに
使うといい言葉です。

 

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