いちご
といえばジャムやケーキに使われたりと
よく食べられていますが、
いちごの名前の由来って
一体どこからきているのでしょうか?
なので今回は
いちごの名前の由来
についてをまとめてみました。
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いちごの名前の由来はどこから?
いちごの名前の由来は明確になっておらず
様々な諸説が存在しますので、
いくつかいちごの名前の由来の諸説を
見てみることにしましょう。
いちごの名前の由来はいちびこ説
いちごの名前の由来は
いちびこ
から来ているという説があります。
日本書紀には「伊致寐姑(いちびこ)」、
新選字鏡にも「一比古(いちびこ)」という記述があり
それが転じて「いちご」になったとされています。
それにしても、
「いちびこ」という読み方でも
使用されている漢字が違っていますね。
そして、
「いちびこ」という読み方についても
様々な由来が存在しています。
いちびこは一位樫の実から説?
いちびこの「いちび」は
一位樫(いちいがし)
というブナ科コナラ属の常緑高木のことで、
「こ」は実を意味していると言われていて、
いちごの見た目が一位樫の赤い実と似てることから
「いちびこ」と名付けられて
それが転じて「いちご」となったという説があります。
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いちごを擬人化した説
その他にも
接頭語の 「い」 に
赤い実であることから連想した「血(ち)」と
人名から「彦」をあてて
いちびこ
と擬人化したという説もあります。
赤いことから血を連想するというのも
ちょっとおっかないように思いますね。
とても赤い実からという説
いちびこの「いち」は
程度の甚だしいことを意味する「甚(いち)」、
「び」は深紅色を意味する「緋(ひ)」、
「こ」は実を意味する「子(こ)」
から作られている
とても赤い実を意味する
甚緋子(いちびこ)
から由来が来ているという説もあります。
いちごの名前の由来は他にも?
いちごの名前の由来は他にも
1月と5月に収穫されるから
という説も存在しますが、
前述の通りいちごに関する記述は
日本書紀の頃から存在しますので、
俗説となっています。
いちごの漢字の由来とは?
そしていちごの漢字「苺」の由来には
下記のような説が存在しています。
昔の逸話が由来
昔、
子供を産んだ女性がいましたが
生んですぐの子供を大蛇にとられてしまいました。
そして女性は10年間もの間
わが子を返せ
と叫び続けていたところ、
口から真っ赤に染まった血の塊が飛び出し
大蛇を倒したことから、
草かんむりに母と書いて「苺」と読むようになったという説です。
母からきている説
そして他にも「いちご」の株は
次から次に増えていくことから
どんどん子供を生み出すということで
「母」という漢字が使われて「苺」になった
という説もあります。
いちごの名前の由来まとめ
いちごの名前の由来については以上です。
「いちびこ」から変化して「いちご」になった
という説が有力ですが、
「いちびこ」という言葉に使われる漢字や
その由来も様々となっていましたね。
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