葛藤(かっとう)
という言葉を
耳にしたことはあると思いますが、
葛藤の意味や由来などは
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
葛藤の意味や由来
についてをまとめてみました。
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葛藤の意味はこのようになってる?
それでは葛藤という言葉には
どんな意味が存在しているのかといえば
1.人と人が互いに譲ることなく対立し、いがみ合ったり争うこと
2.心の中に相反する動機や欲求、感情があることで
どちらを選ぶかで迷うこと
3.禅宗における意味の解きがたい語句や公案、
あるいは問答工夫などの意
となっています。
「3」の意味は難しい感じですが、
一般的には葛藤は「1」や「2」の意味で
用いられていることが多いです。
対立とか相反、迷いといった意味で
用いられることが多い葛藤ですが、
共通しているのは
2人以上の人がいたり、
2つ以上の動機や欲求があることで
対立したり迷ったりするということです。
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葛藤の由来はどこからきているのか?
それでは
葛藤という言葉の由来は
一体どこからきているのかと言いますと、
葛(かずら)や藤(ふじ)の枝がもつれ絡む
というのが由来となってます。
葛(かずら)というのは
蔓性植物つまりつる植物
の総称となっていますし、
藤(ふじ)というのは
マメ科フジ属のつる性落葉木本
となっています。
つまり葛にしても藤にしても
どちらもつるの植物ということなのです。
そして
そんなつる植物の葛と藤の2種類の枝が
絡みあってしまうことにより
もつれて解けなくなってしまいます。
葛と藤の枝が絡み合ってしまえば
見栄えが悪くなってしまいますので、
どちらかの枝を切るしかないのですが、
どちらの枝を切ればいいのか迷うということで
2.心の中に相反する動機や欲求、感情があることで
どちらを選ぶかで迷うこと
という意味になったわけです。
さらに言えば
葛と藤の2種類が絡み合ってるということだら
ある意味互いに譲らず対立していると言えるので
1.人と人が互いに譲ることなく対立し、いがみ合ったり争うこと
という意味にもなります。
葛藤の使い方はこのようになってる?
それでは葛藤の使い方は
どのような感じになるのかといえば
まずは
人と人が互いに譲ることなく対立し、いがみ合ったり争うこと
という意味で葛藤を使う場合ですと
長年にわたる親子の葛藤
国と国との間の葛藤
といった使い方がされますし、
心の中に相反する動機や欲求、感情があることで
どちらを選ぶかで迷うこと
という意味で葛藤を使う場合は
ショートケーキとチーズケーキで
どちらを食べるかで葛藤している
義理と人情の間で葛藤している
本当のことを話すかどうかで葛藤している
といった使い方になります。
葛藤の意味や由来まとめ
葛藤の意味や由来につきましては
1.人と人が互いに譲ることなく対立し、いがみ合ったり争うこと
2.心の中に相反する動機や欲求、感情があることで
どちらを選ぶかで迷うこと
3.禅宗における意味の解きがたい語句や公案、
あるいは問答工夫などの意
といった意味になります。
基本的には
対立したりいがみ合うという意味や
どちらを選ぶかで迷うという意味で使われるので
そういったシチュエーションで
葛藤を使うようにしておきましょう。
それにしても、
葛藤という言葉の由来が
植物の葛や藤からきているというのが
なんだかちょっと意外なような感じがしてきますね。
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