命からがら(いのちからがら)

という言葉を
耳にしたことがあると思いますが、

 

命からがらの意味や由来は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

命からがらの意味や由来

についてをまとめてみました。

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命からがらの意味はこうなっている?

命からがらの意味はどのようになるかと言えば

 

1.命だけは失わず何とかぎりぎりのところですんだ

2.命を守るだけで精いっぱいだった

3.やっとのことで

 

といった意味が存在しています。

 

「命かながら」みたいな間違いをすることが
中にはあるかもしれませんけども

「命からがら」が正しいので間違えないようにしましょう。

 

 

命からがらの由来はどこから来ているのか?

それで

命からがらの由来は
一体どこから来ているのかと言えば

 

「からがら」の由来は

「辛い(からい)」

という言葉から来ているとされていまして、

 

塩味が強いことを意味する「辛い」から

心情的なつらい思いや困難

という意味でつかわれるようになり、

 

それが変化して、

 

辛うじて(かろうじて)

辛くも(からくも)

 

といった感じの

「やっとのことで」とか「ぎりぎりのところで」

という意味の言葉として使われるようになりました。

 

なので命からがらの「からがら」は漢字だと

辛々(からがら)

となりますので、

 

ぎりぎりのところで命を失わずに済んだ

やっとのことで

 

といった意味になっているのです。

 

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命からがらの使い方はこうなる?

それで命からがらの使い方は
どのような感じになっているかと言えば

例としてはこのような感じとなっております。

 

敵国から命からがら逃げてきた

嵐に遭遇したけど命からがら島に上陸できた

大地震があり命からがら隣の県に逃げ込んだ

 

基本的に命からがらの使い方は

 

なんとか命を守ることができた

ぎりぎりのところで逃げてきた

やっとの思いでたどり着いた

 

といった意味での使い方が多いです。

 

こうしてみると命からがらという言葉は

余ほど切羽詰まった状態でもなければ
使うことがないようにも思えてきますね。

 

 

命からがらの意味まとめ

命からがらの意味につきましては

 

1.命だけは失わず何とかぎりぎりのところですんだ

2.命を守るだけで精いっぱいだった

3.やっとのことで

 

といった意味となっております。

 

それにしても元々は

塩味が強いことを意味する「辛い」

という言葉だったものが

 

つらい思いや困難と言った意味に変わっていき

ぎりぎりのところで

という意味を持つようになったのを考えると、

 

からがら(辛々)という言葉に変化していったのは
何とも奇妙な縁のように思えますね。

 

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