夏になると京都では

祇園祭(ぎおんまつり)

が行われますけども、

 

祇園とは
どのような意味があるのでしょうか?

 

なので今回は

祇園の意味や由来

についてまとめてみました。

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祇園の意味はどのようになっている?

祇園祭に使われている「祇園」には
どんな意味が存在しているのかと言えば

 

「祇樹給孤独園(ぎじゆぎつこどくおん)」の略

「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」の略

京都の祇園社(現在の八坂(やさか)神社)

京都市東山区の八坂神社を中心とする地名

 

の事を基本的には意味しています。

 

京都の祇園祭は

八坂神社(祇園社)のお祭りとなってますので
そのまんまな意味となっています。

 

ちなみに

祇樹給孤独園は
祇園精舎の別名になるのですが、

 

祇園精舎(祇樹給孤独園)とは
どのようなものなのかと言えば

 

須達(しゆだつ)長者(給孤独ともいう)が
釈迦とその弟子に寄進した寺

とされていて、

 

インド中部のコーサラ国首都の
舎衛城の南に旧跡が残っています。

 

元々は

祇陀(ぎだ)太子が所有していた庭園
祇陀林(ぎだりん)だったのですが、

 

須達長者がそれを買い取って
釈迦のために寄進したとされているのです。

 

なので、
元々”祇”陀太子がもってた庭”園”ということで

祇園精舎

と呼ばれているわけですし、

 

須達長者が給孤独長者とも呼ばれてたから

祇樹給孤独園略して祇園

と呼ばれていたという事ですね。

 

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祇園祭に使われる由来はこうなっている?

それでなぜ祇園祭及び祇園社に

祇園

という言葉が使われるようになったかと言えば

 

昔は災害や疫病は怨霊がもたらすと信じられ
怨霊の怒りを鎮めるための儀式を行っており

 

そんな怨霊に対する信仰を

御霊(ごりよう)信仰

と呼んでいたのです。

 

そしてそんな中で

牛頭天王が疫病神として
八坂神社にて信仰されていました。

 

さらに牛頭天王は前述の

祇園精舎の守護神

とされていましたので、

 

牛頭天王を奉るところは

「祇園社」,「天王社」

と呼ばれていたのです。

 

なので、

怨霊の怒りを鎮めるための
御霊信仰がまず存在していて、

 

御霊信仰の1つとして牛頭天王を信仰する
祇園信仰が八坂神社で行われてた事が

 

現在まで続いている

祇園祭

の由来となっているという事ですね。

 

祇園祭の由来も元をたどれば

祇園精舎から来ているということで
ちゃんとつながりがあるのだと感じますね。

 

 

祇園の意味まとめ

祇園の意味については

 

「祇樹給孤独園(ぎじゆぎつこどくおん)」の略

「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」の略

京都の祇園社(現在の八坂(やさか)神社)

京都市東山区の八坂神社を中心とする地名

 

となっています。

 

祇園祭として親しまれていますが
元々の言葉はインドから生まれたという事で

結構遠いところから由来が来てるのだと感じます。

 

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