俳句などで

そぞろ寒(そぞろさむ)

という言葉を見る事がありますが、

 

そぞろ寒とは
どんな意味の言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

そぞろ寒の意味

についてまとめてみました。

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そぞろ寒の意味はどうなってるのか?

そぞろ寒は
どんな意味を持つのかと言いますと、

 

冷ややかよりもやや強く身に感じる寒さ

という意味になります。

 

冷ややかとは
どんな意味かと言いますと、

 

1. つめたく感じられるさま

2.態度が冷淡であるさま

 

という意味になりますが、

 

そぞろ寒の場合ですと

つめたく感じられる様

という意味になりますね。

 

そして、
そぞろ寒の「そぞろ」というのは

 

1.これといった理由・目的が無いさま

2.そわそわして落ち着かないさま

3. 不本意なさま、思いがけないさま

 

といった意味があり、

 

そぞろ寒でつかう「そぞろ」は

1.これといった理由・目的が無いさま

という意味でつかわれます。

 

「気もそぞろ」という言葉では

2.そわそわして落ち着かないさま

という意味で用いられてましたが、

 

そぞろ寒は気もそぞろとは
違った意味のそぞろになります。

 

(気もそぞろの意味についてはこちら↓

気もそぞろの意味はどうで使い方は?)

 

だから、

そぞろ寒の意味は
簡単に言ってしまうと、

 

なんとなく寒く感じる

という意味になり、

 

そぞろ寒は10月から11月頃という

季節が秋から冬へ移り変わろうとする時期に
用いられる言葉になりますので、

 

なんとなく体が寒いと感じて
季節の移り変わりを感じるさま

という意味にもなります。

 

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そぞろ寒の意味はどのように用いるか?

そぞろ寒の意味は

冷ややかよりもやや強く身に感じる寒さ

という意味になりますが、

 

どのような時に用いるのか?

と言いますと、

 

俳句を書くときに使う季語

となっています。

歳時記

と呼ばれるサイトを見た感じですと、

 

○○○○○そぞろ寒

みたいな感じで
俳句の最後に用いることが多いです。

 

なんとなく上記の俳句を見ていると

季語として無理やりそぞろ寒
と使っているように見えますけども、

 

なんとなく寒さを感じるようになってきた

という事で
秋が深まってきたときなどに使うのでしょう。

 

 

そぞろ寒の意味まとめ

そぞろ寒の意味としては

冷ややかよりもやや強く身に感じる寒さ

という意味になります。

 

10月や11月頃になって
なんとなく寒いと感じるようになる事から

 

季節の移り変わりを表す言葉として
用いられてるというわけです。

 

だから、

10月や11月のころに
何となく寒さを感じたりした場合には

 

そぞろ寒

という言葉を
思い出してみるといいかもしれないです。

 

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