よきかな
という言葉を見たことがあると思いますが、
よきかなの意味は
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は、
よきかなの意味や由来
についてをまとめてみました。
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よきかなの意味は?
よきかな(善哉)の意味は
よいと感じること
美味しい
素晴らしい
といったように
良いと思ったものに対して
褒める意味で使用される言葉です。
よきかなの「良き(よき)」の部分は
良い、良いこと、良いもの
といった意味が存在しています。
説明をしなくても
なんとなく意味は分かるかとは思いますが。
そしてよきかなの「かな」の部分は
体言や活用語の連体形に接続する言葉で
詠嘆の「~だなぁ」
という意味を持つ言葉です。
なので、
よきかなという言葉は
良いものだなぁ
素晴らしいものだなぁ
という感じで
いいものを褒める意味で
使用される言葉ということです。
なんとなくよきかなと言ってみると
どこか気が抜けてる感じがしますし
いい温泉とか入ったときなどの
リラックスしたときに言ってみたいものです。
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よきかなの由来はどこから?
よきかなの由来については
元々仏が弟子を褒める時に使う言葉
から来ているといわれています。
インドなど南アジアおよび東南アジアで
使用されていた古代語の
サンスクリット語
という言葉で素晴らしいを意味する
sadhu
の漢語が語源だとされています。
元々が仏教において
素晴らしいと褒めることを意味する
言葉が由来になってるから
よきかなという言葉も
良いと思ったものを褒める意味
で使用されているということですね。
よきかなと善哉について
よきかなに使用されている漢字は
「善哉」なのですが、
善哉という漢字の読み方は
善哉(ぜんざい)
も存在しています。
ぜんざいとよきかなで
漢字が共通している理由としては、
一休さんの弟子がぜんざいを作って
一休さんに食べてもらったときに
一休さんがぜんざいの美味しさを褒めるのに
よきかな
という言葉を使ったことで、
ぜんざいの漢字が善哉になった
という説があります。
そしてその逆に
一休さんがぜんざいの美味しさを
よきかな
と褒めたことによって、
よきかなの漢字にも「善哉」が
使用されるようになった
という説もあります。
よきかなの意味や由来まとめ
よきかなの意味については
よいと感じること
美味しい
素晴らしい
といったように
良いと思ったものに対して
褒める意味で使用される言葉です。
そして由来については
仏教で仏が弟子を褒めるときに
使用していた言葉から来ています。
なんとなくよきかなという響きは
リラックスしているときに使ってみたいですね。
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