使うと遣う

の2つがありますが、

 

使うと遣うには
どんな違いがあるのでしょうか?

 

なので今回は

使うと遣うの違い

についてをまとめてみました。

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使うと遣うの違いは?

使うと遣うはどちらも

 

人を雇ったり用をさせたりと
人に何らかの働きをさせること

道具・材料等を目的のために用いること

目的の手段や方法としてあることをすること

物・金銭・時間等何かをするために消費すること

 

という意味を持っています。

 

ですが細かい部分では
使うと遣うにはこんな違いがあります。

 

 

使うと遣うの違いは使い方にある

まず「使う」という言葉は

利用する

という意味を持って使われています。

 

何かの目的をもって人を働かせたり
物や道具を用いたりするように、

 

目的のために人や物を利用するときに

使う

という言葉が使用されます。

 

その他にも

技や術を行うことや
物や時間を消費することに対しても

 

使う

という言葉が使用されます。

 

その一方で「遣う」は

あやつる

という意味で使われています。

 

人や物を自分の思う通りに動かしたり
自分の思う通りに技を駆使する時等に

遣う

という言葉が使用されます。

 

その他にも「使う」と同様に

金や時間を消費する

という意味でも使用されます。

 

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使うと遣うの違いは自分か相手か

使うと遣うの違いには

自分のためか相手のためか

という違いもあります。

 

「使」の漢字は元々は
「役人」を意味していて、

 

昔の役人は

周りの人や物を自分のために役立てるために
働かせたり使ったりしていました。

 

その一方で「遣」は元々は
「肉を届けに行く人」を意味してました。

 

つまり、

誰かのために自分のものや
自分側の持ってるものを人に送る

という意味があったのです。

 

なので使うと遣うには

 

使う=自分のため

遣う=相手のため

 

という違いがあるのです。

 

 

使うと遣うの違いは動詞か名詞か

使うと遣うは

動詞か名詞か

で違いがあります。

 

まず「使う」の方は

「道具を使う」とか「金を使う」みたいに
何かを使う時に

 

「利用する」と置き換えることができるように
動詞として用いられる言葉です。

 

その一方で「遣う」の方は

「気遣い」や「息遣い」みたいな
限られた名詞と結びついて

名詞形として使用されています。

 

だから使うと遣うには

 

使う=動詞形

遣う=名詞形

 

という違いがあるのです。

 

気を使うと気を遣うの違い↓

気を使うと気を遣うの違いは 意味はどっちが正しい?

 

 

使うと遣うの違いまとめ

使うと遣うには

 

使う:利用する

遣う:あやつる

 

使う:自分のため

遣う:相手のため

 

使う:動詞形

遣う:名詞形

 

という意味の違いが存在します。

 

こうして2つの漢字を比べてみると
意味の違いが細かくありますね。

 

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