ちぐはぐ

なんて言葉を耳にしますが、

 

ちぐはぐとは
どのような意味になっていて

由来はどこからきているのでしょうか?

 

なので今回は

ちぐはぐの意味と由来 語源

についてをまとめてみました。

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ちぐはぐの意味はこのようになってる?

それでちぐはぐとは
どのような意味になってるかと言いますと、

 

1.形状などが不揃いであること

2.対になるべきものが揃っていないこと

3.2つ以上の物事が食い違い、調和がとれてないこと

 

といった意味になります。

 

例えば

ちぐはぐな靴下

と使う場合ですと、

 

靴下というものは

2つ同じ形状をしたものが合わさって
初めて意味をなします。

 

ですが、

対になってる片方の靴下が見つからない

なんて事になったり、

 

その代用として
別の靴下を片方の足にはいたとしても、

 

・左右の靴下の色が異なる

・左右の靴下の大きさが異なる

 

といった感じで
形状が不揃いな事があると思います。

 

そんな感じで

対となってるものがそろってなかったり
形状が不ぞろいだったりする場合に

 

ちぐはぐ

という言葉を用いるのです。

 

また、

ちぐはぐな会話

に代表されるような場合だと、

 

Aさんは

「Bさんにお金を借した」

と言っていたけど

 

Bさんは

「Cさんからお金を借りた」

と言っていた。

 

という例のように

話の内容に食い違ってる部分が存在して
調和がとれていない場合に対して

 

ちぐはぐな会話

という風に用いられるのです。

 

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ちぐはぐの由来はどこからきているのか?

そんなちぐはぐという言葉の由来は
どこからきているのかと言いますと、

 

ちぐはぐの「ちぐ」という言葉は

鎮具(ちぐ)

と書いて金づちを意味してます。

 

その一方で「はぐ」という言葉は

破具(はぐ)

と書いて釘抜きを意味しています。

 

だから、
板に釘を打つときに

金づちで釘を打って
釘抜きで釘を抜くというのを繰り返して

 

作業が一向に進まずに
何をしてるのか分からない事から

ちぐはぐ

という言葉が生まれたという説がありますし、

 

棟梁の下についてる人が

金づちが必要な時に釘抜を渡して
釘抜きが必要な時に金づちを渡す

 

といった事をしてる様子から

ちぐはぐ

となったとする説もあります。

 

ちぐはぐの説がいろいろとありますが

由来がいろいろとある時点で
ちぐはぐな感じがしてきますね。

 

 

ちぐはぐの語源はどこから?

そしてちぐはぐの語源は

 

ちぐ:一揃えを意味する「一具(いちぐ)」

はぐ:はぐれる

 

が語源とされています。

 

 

ちぐはぐの意味や由来まとめ

ちぐはぐの意味については

 

1.形状などが不揃いであること

2.対になるべきものが揃っていないこと

3.2つ以上の物事が食い違い、調和がとれてないこと

 

となっており、

 

ちぐはぐの由来は

金づちと釘抜き

から来ています。

 

金づちと釘抜きからちぐはぐが来ていて
その諸説もいろいろあるというのが

何とも言えない気分になりますね。

 

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