子
という言葉は子供だったり
ねずみ年だったりと使われることが多いですが、
子の意味や由来は
一体どこからきているのでしょうか?
なので今回は
子の意味や由来
についてをまとめてみました。
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子の意味はこのようになっている?
「子」という言葉は
色々なところで使われていますけども、
「子」という言葉の意味は
どのようになっているのかと言いますと、
以下のようになっています。
1.親から生まれたもの。こども
2.まだ大人になっていない者。幼い者
3.若い女性やむすめ(娘とも書く)
4.植物の幹や根から生え出たもの(竹の子等)
5.主だったものに対して従属する関係のもの(子会社、子分等)
6.トランプや花札等での親以外の立場
7. 元のものから生じた利益や利子
8.成人男子の敬称(君子、諸子等)
9.小さいもの(原子、分子等)
10.その仕事をする人や物を意味する(売り子等)
11.仕事をする若い女性(お針子等)
12.女性の名前(花子等)
13.親愛の意を込めた人を表す言葉(娘子等)
14.その場所や時代に生まれた人(江戸っ子等)
15.学問や人格に優れた人物に対する敬称(孔子等)
16.五爵の第四位。子爵
17.十二支の一で、その1番目
18.北を意味する方角
19.今の夜中の12時を意味する時刻
20.1にあたる年や日
こうしてみると「子」という言葉の意味は
「子(こ)」という読み方以外にも
「子(し)」、「子(ね)」を含めると幅広いと感じます。
ただ私としては「子」の意味を見ていると
大きいもの(親)に対する小さいもの(子)
という意味で共通してるものが多いと感じます。
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子の由来は読み方はどこからきている?
「子」という言葉の由来は
一体どこからきているのかといえば
読み方についてはいくつか所説はありますが、
「細小(こまやか)」が由来という説
「こる(凝る)」が由来となってる説
「小」が由来となってる説
等いくつか存在しています。
こる(凝る)なのは母親のおなかの中で
凝りて子となるというところからきてます。
子の由来は漢字だとどこからきているのか?
子の由来は漢字の場合だと
一体どこからきているのかと言いますと
「子」の漢字の中央部分の「一」が
左右に伸びた両腕を表していて、
「了」の上部は元々丸い形となっていたので
「人の頭」を表していました。
なので、そんな「子」という漢字が
小さい人間の子供のように見えたことから
子供等を意味する言葉として使われるようになり、
それが人に限らず動物や植物などの
子孫を残す性粒に対しても使われるようになりました。
また「子」という漢字は
はじめ(一)とおわり(了)
が組み合わさっていることから
人生の最初から最後まで一生
という意味もあるといわれています。
子の由来は干支の場合だとどこからきている?
「子」という漢字は
子年(ねずみどし)
に対しても用いられていますけども、
なぜネズミに対して「子」が
使われているのかと言いますと、
ねずみはすぐに子供を産んで子孫を残すことから
子孫を残す、子孫繁栄
という意味があるからだとされています。
ネズミについてはこちらも↓
子の由来は名前の場合だと
女性の名前として「子」と
名づけられていることが多いですけども、
元々「子」という漢字は
小野妹子(おののいもこ)や、
蘇我馬子(そがのうまこ)のように
位の高い男性の名前に使われていました。
それが平安時代になると
嵯峨(さが)天皇が娘たち全員に
「子」をの名前を付けたことから
高貴な女性
に対してつかわれるようになり
それが一般にも伝わっていったのです。
そして「子」というのは
子供のように小さくてかわいらしい意味や
嵯峨天皇の由来から高貴さや上品さという意味
を持っていたりするのです。
子の意味や由来まとめ
子の意味や由来については以上となります。
「子」という言葉は現在では
用いられることが多いですし、
女性の名前としても用いられることが多いですが、
由来や意味をさかのぼってみると
結構意外な事実が分かるものだと思いますね。
なので名前に「子」とつける場合は
高貴さとか上品さというものを意識するといいかもです。
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