慎ましく振舞う言葉として

 

謙遜(けんそん)

謙虚(けんきょ)

 

の2つの言葉がありますが、

 

謙遜と謙虚の違いには
どのようなものがあるのでしょうか?

 

なので今回は

謙遜と謙虚の違い

についてまとめてみました。

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謙遜と謙虚の意味をそれぞれみてみる

謙遜と謙虚とは
どんな意味になってるのかと言いますと、

 

 

謙遜

自分の能力や価値を
低く評価すること。

へりくだって控えめな態度をとること。

 

 

謙虚

控えめで慎ましいさま。

自分の能力・地位などにおごることなく、
素直な態度で人に接するさま。

 

という意味になってます。

 

こうして

謙遜と謙虚の
2つの言葉の違いを見てみますと、

 

確かに謙遜も謙虚も
控えめな態度をとることは共通してるものの、

 

謙遜:自分の価値を低く評価する

謙虚:素直に相手の意見を受け入れる

 

という違いが存在してます。

 

例えば
同じ控えめな態度にしても

 

テスト等でいい点を取って
先生に褒められた時、

「いえいえ、自分なんて大した事ないですよ」

みたいに

 

自分の価値を
低く評価する言動をとる場合は

謙遜

という言葉を使いますし、

 

テストでいい点を取っても

テストの点数を自慢したり
威張った態度を取らず

 

テストの点数に満足せずに
更に点数を向上させるため学び続ける

といった場合には

 

謙虚

という言葉を用います。

 

要するに、

謙虚な人というのは
おごらず控えめではありますが、

 

自分の価値を低く評価する言動はとらない

ということになります。

 

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謙遜と謙虚の違いは他にこんなものも?

他にも謙遜と謙虚の違いとしては

言葉の使い方

にも違いが存在してます。

 

例えば

・あの人は謙虚な人だ

といった使い方をしますが、

 

・あの人は謙遜な人だ

という使い方はしません。

 

また、

・謙遜する

という使い方はありますが、

 

・謙虚する

という使い方はしません。

 

つまり、

謙遜と謙虚の
言葉の使い方の違いから

 

謙遜:自分から意識して行うこと

謙虚:無意識に行ってる事

 

という違いにもなります。

 

そして、

謙虚という言葉は
素直に慎ましい態度をとることですが、

 

謙遜は

本心では全くそう思ってなくても
自分の価値を低く評価する言動をとる

という場合もある等、

 

謙遜:本心でない場合もある

謙虚:本心からの言動

 

という違いもあります。

 

自分の能力におごらずに
素直に相手の意見を受け入れる

というのは

 

本心で全くそう思わずに行動するのは
難しそうだと思いますからね。

 

 

謙遜と謙虚の違いまとめ

謙遜と謙虚の違いは

 

謙遜:自分の価値を低く評価する

謙虚:素直に相手の意見を受け入れる

 

という違いがあります。

 

こうしてみると

謙遜と謙虚は
似てるようで違う言葉になりますね。

 

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