ビジネスの場において
ご指導ご鞭撻(べんたつ)
という言葉を耳にしますが、
鞭撻とは
どんな意味がある言葉なのでしょうか?
なので今回は
鞭撻の意味
についてまとめてみました。
スポンサードリンク
鞭撻の意味はこうなっている?
それで鞭撻とは
どのような意味があるのかと言いますと、
1.むちで打ってこらしめること
2.努力するように強く励ますこと
といった意味があります。
指導という言葉はその意味通り
教え導く
という意味になりますので、
ご指導ご鞭撻に使う「鞭撻」は
2.努力するように強く励ますこと
の意味になります。
鞭を打つという意味で
「鞭撻」
と使われており、
実際懲罰や強制・強要
といった意味でも使われていたので、
物騒にも思えてきますが、
努力するよう強く励ます
という意味もありますから、
ご指導ご鞭撻
という言葉を使う際の鞭打つというのは、
鞭を打つのと同じくらい厳しい指導
ということになります。
だから
「ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します」
という言葉を使う際には
「厳しいご指導の程、よろしくお願いします。」
という意味になります。
ビジネスの場においては
ご指導ご鞭撻
と使うことが多いですが、
実際のところは
厳しい指導というのは
激励の意味があったとしても
勘弁してほしいところでもありますね。
スポンサードリンク
鞭撻の意味はこのように用いる
ご指導ご鞭撻という言葉は基本的に
ビジネスで用いることが多いですが、
どのように用いるのかと言いますと、
目上の人間となる上司や顧客に対して
引き続き変わらない付き合いを望む時の常套句
となっていて、
年賀状などの手紙、
ビジネスメール等の挨拶文において
締めの言葉として用いられてます。
基本的に指導してもらうということで
目上の人間や顧客に対して
用いる言葉となってますので、
目下の人間に対しては
使うことがない言葉となってます。
ちなみに、
「ご指導ご鞭撻」の前につける言葉は
・今後とも
・これからも
・引き続き
・なにとぞ
・どうぞ
・どうか
・よろしく
等になっていて、
「ご指導ご鞭撻」の後につける言葉は
・賜りますよう
・くださいますよう
・のほど
・よろしくお願いいたします
・よろしくお願い申し上げます
という風につきます。
例としては
「今後ともご指導ご鞭撻くださいますよう
よろしくお願い申し上げます。」
という感じの文章になります。
鞭撻の意味まとめ
鞭撻の意味については
1.むちで打ってこらしめること
2.努力するように強く励ますこと
という意味になります。
ビジネスの場においては
ご指導ご鞭撻
という言葉を使いますので
意味も覚えておくといいでしょう。
スポンサードリンク