正月になると
破魔弓 (はまゆみ)
と呼ばれる弓が飾られますけど、
破魔弓とは
どんな意味を持つ弓なのでしょうか?
なので今回は
破魔弓とはどんな意味を持つのか?
についてをまとめてみました。
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破魔弓とはどんな意味があるのか?
それで破魔弓とは
どのような意味があるのかというと、
1.破魔を射止めるための弓
2.魔よけ、厄払いのお守りの弓
といった意味が込められています。
まず破魔弓の「破魔」という言葉には
1.悪魔を打ち破る
2.煩悩を打ち払う
といった意味が存在していて
要するに魔除けの意味が存在しています。
そしてそこから
藁(わら)や縄で作った輪の事を
破魔
と呼んでいて、
破魔を的にして矢を射る弓を
破魔弓
と呼ばれるようになり、
破魔を射止めるための遊びとしても
破魔弓という名称がつかわれています。
そして後に江戸時代において
男の子が初正月つまり
生まれて初めて正月を迎えた時に
破魔弓を飾って悪魔を追い払い
将来健やかにするようにという願いを込めて
破魔弓を贈る風習が生まれました。
正月の元を調べていくと
厄除けとしての意味合いがある場合が多く
破魔弓もその例にもれないという事ですね。
流石に近年では
破魔弓を飾るという事は
そんなにある事ではなくなってはいますが、
現在でも神社で正月の縁起物として
破魔弓が売られている場合があります。
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破魔弓とはいつからいつまで飾るものなのか?
破魔弓とは
正月に飾るものとなっていますが、
大体いつから飾って
いつまで飾っておけばいいのかと言いますと、
おおよその期間としては
12月中旬頃~12月30日頃
に飾るのがいいとされています。
12月31日の大晦日に飾るのは
よくはないとされています。
そしていつまで
破魔弓を飾っておくのがいいかというと、
松の内つまり
門松を飾る期間を終えるという意味の
・1月7日
・1月15日
までに片づけておくのがいいでしょう。
丁度松の内になると
正月飾りを焼く行事となってる
どんど焼き
が行われる時期になるからです。
破魔弓とはどんな意味があるまとめ
破魔弓とはどんな意味があるのかといえば
1.破魔を射止めるための弓
2.魔よけ、厄払いのお守りの弓
といった意味が存在していて
悪魔を追い払い
将来健やかにするようにという願いを込めて
男の子が初正月を迎えた時に
破魔弓が贈られていました。
神社で正月の縁起物として
破魔弓が売られている場合がありますが、
紐解いていくと
上記のような男の子の将来を願う意味で
飾られてるものとなっているのです。
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