素質と資質
は似たような意味に思えますが、
素質と資質には
どんな違いが存在してるのでしょうか?
なので今回は
素質と資質の違い
についてをまとめてみました。
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素質と資質の違いは?
素質と資質の意味はそれぞれこうなってます。
素質の意味
人が生まれつき持ってる性質
将来すぐれた能力を発揮するもととなる性質や能力
資質の意味
生まれついての性質や才能
資性、天性、姿質
なので、
素質にしても資質にしても
生まれつき持ってる性質や能力という意味で
共通してるように思います。
しかし、
素質は生まれつき持ってる性質だけど
将来発揮される潜在的な能力
という意味があります。
その一方で、
資質は生まれつき持ってる性質で
既に発現してる才能や能力
という意味があります。
例えば
彼にはサッカーの素質がある
と書いた場合ですと、
彼は性質がサッカーに向いていて
将来的に優れたサッカーの能力を発揮する
という意味になります。
その一方で
彼にはサッカーの資質がある
と書いた場合だと、
サッカーへの才能に恵まれていて
現時点でもサッカーの能力を開花させている
という意味になります。
だから、
素質と資質の意味の違いとしては
素質:生まれ持った性質でありながらもまだ未確定で将来的な可能性
資質:生まれ持った性質で既に才能が開花している
となります。
なので、
既に才能が開花してる資質の方が
まだ実現するか分からない素質と比べて
現時点での可能性が高く感じられます。
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素質と資質と素養の違いは?
他にも似た印象の言葉で
素養
がありますが、
素養の意味は
ふだんからの練習や学習によって
身につけた技能や知識、教養
となります。
つまり、
「素質」や「資質」が
生まれ持った性質や才能を意味するのに対し、
素養は
努力によって身につけた技能や知識
という意味があります。
「素質」も将来発現するかもしれない潜在能力で
その能力が発揮するかどうかは
努力や環境次第なところがあります。
ですが「素養」は
日頃からの練習や学習によって
身につけられた知識や技能のことなので、
生まれ持っての性質
という意味は持ち合わせていません。
なので素養は
素養の高さ
素養を積む
という使い方がされます。
素質と資質の違いまとめ
素質と資質の違いとしては
素質:生まれ持った性質でありながらもまだ未確定で将来的な可能性
資質:生まれ持った性質で既に才能が開花している
だから資質は
彼には素質があるけど基礎が無ければ開花しない
という使い方はできません。
だけど、
実際は同じような意味として
使われることが多い言葉でもあります。
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