恐竜の名前につく表記は
サウルスとザウルス
の2つがありますが、
サウルスとザウルスの違いは
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
サウルスとザウルスの違い
についてをまとめてみました。
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サウルスとザウルスの違いは?
サウルスとザウルスには
どんな違いがあるのかと言えば
表記の違い
になっています。
サウルス(saurus)はラテン語やギリシャ語で
トカゲ
という意味が存在しています。
生物の学名はラテン語やギリシャ語で
命名されることが多く、
恐竜は爬虫類であることから
「トカゲ」を意味するサウルス(saurus)が
名前に付けられることが多いです。
例えばティラノサウルスだと
「ティラノ」は「暴君」を意味する言葉なので
暴君とかげ
という意味になりますし、
ブラキオサウルスの「ブラキオ」は
「腕」を意味ウする言葉なので
腕のトカゲ
という意味になります。
そして「ザウルス」は
「サウルス」が濁った形で発音されて
そう聞こえたことから表記された言葉です。
だから、
サウルスもザウルスも表記が少し違うだけで
意味はどちらも「トカゲ」を意味しています。
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サウルスとザウルスでどっちが正しい?
サウルスとザウルスとでは
どっちが正しいのかと言えば
サウルス
を使用するのが正しいです。
前述の通り「ザウルス」は
サウルス(saurus)が濁った形になります。
そして「サウルス」という言葉は
元々はラテン語やギリシャ語です。
だから、
「ザウルス」という濁った発音は
ラテン語的には正しいとは言えません。
それに、
ラテン語やギリシャ語でのサウルス(saurus)は
「s」が最初の方についてますから、
ローマ字表記で「s」から始まる言葉にすると
サウルス
の方が正しくなります。
サウルスがザウルスになった由来とは?
サウルスがザウルスになったのは
ドイツ語読み
が由来になってます。
ドイツ語では「s」の後に母音が来る際は
濁るのが特徴なので
「s」が「z」の音になって
「ザウルス」のように発音されます。
日本では、
生命科学や地質学は
昔はドイツから学んでいました。
だから、
ドイツ人が恐竜の名前を言った時に
ザウルス
と当時の日本人に聞こえたことから
恐竜の名前に使用される表記に
ザウルス
が使用される例もあったという事です。
サウルスとザウルスの違いまとめ
サウルスとザウルスの違いは
どちらもラテン語やギリシャ語で
トカゲを意味することがですが、
ザウルスは濁った発音になります。
そして、
元々ラテン語表記なことを考えると
サウルス
を使用するのが正しいです。
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