8月頃には東北で

 

 

ねぶた祭り

が行われていますが、

 

ねぶたとは
どのような意味を持った言葉になるのでしょうか?

 

なので今回は

ねぶたの意味

についてまとめてみました。

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ねぶたの意味はここから来ている?

東北の方で
毎年行われている行事である

ねぶた祭り

の意味としては

 

「眠たし(ねむたし)」

から語源が来ているといわれてます。

 

「ねぶたい」という言葉は
睡魔を指す意味となっていて、

 

昔はお盆の夜には

神が来臨するから眠ってはいけない

とされていて、

 

「ねぶた流れよ 豆(まめ=健康)の葉よ とまれ」

と歌って家内の息災を祈ってました。

 

また、かつては各地において

「眠り流し」

という行事が行われており、

 

眠り流しから発達して

ねぶた

という行事につながったといわれてます。

 

そして、

眠り流しというのは
どのような行事化といいますと、

 

夏の時期の
睡魔を払う行事として行われており、

七夕の行事として行われていました。

 

具体的に眠り流しは
どんな事をするのかといいますと、

 

・川に入って泳ぐ

・身代わりの人形や合歓木(ネムノキ)を
 灯籠・笹竹などにのせて川に流す。

 

といったことをして

夏の睡魔を払うための
みそぎを行っているわけなのです。

 

何となくですが、

灯籠に人形を乗せて
川に流すという部分が

 

灯籠流し

と似ているように感じてきますし、

 

笹の葉を使うというところも
笹の葉を使った行事である

七夕

と似ているような気がしてきます。

 

同じ夏の行事になりますから

眠り流しや灯籠流し、七夕に
似てくる部分が出てくるのかなと思います。

 

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ねぶたの意味はここからも来ている?

ねぶたの意味は

眠り流し

から来ているとされていますが、

 

それ以外にも

合歓木(ねむのき)

からも意味が来てるとされてます。

 

合歓木は別名で

ネム、ネブ

と呼ばれていて、

 

夜になると葉が閉じることが
名前の由来になってます。

 

ネブと呼ばれてることからも
ねぶたの元になってると言われて

納得がいきますね。

 

そして合歓木は上記のとおり

眠り流しにおいて
睡魔を払うために川に流す他にも

 

合歓木を眼にこすりつけて

ねぶた流し河流し」と唱えながら
川に流す地方もあるということです。

 

どちらにしても、

睡魔を追い払うという意味で
眠り流しと共通しているなと思います。

 

 

ねぶたの意味まとめ

ねぶたの意味としては

 

「眠たし(ねむたし)」

「合歓木(ネムノキ)」

 

から来ているといわれています。

 

どちらにしても

睡魔を吹き飛ばすという意味で
共通していると思いますし、

 

ねぶた祭りの様子を見てると

こんなに明るい紙人形が
夜の町中にあるのだったら

確かに眠気は吹き飛んでしまいそうだと思います。

 

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