手紙の挨拶として
ご多用の折
という言葉を使うことがありますが、
ご多用の折の意味は
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
ご多用の折の意味
についてをまとめてみました。
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ご多用の折の意味はどうなってる?
ご多用の折の意味はといえば
忙しい最中
忙しいところ
忙しい時節・時期
となっています。
ご多用の折の「多用」の部分は
1.やるべき用事の多いこと。忙しいこと
2.多く使用すること
となっています。
そんな多用に対して
尊敬語「お(ご)」をくわえて
「ご多用」という敬語になっているのです。
そして「~の折」というのは
~の季節、時節になりました
という形で手紙では使われます。
(「の折」の意味についてはこちらも参照ください↓
なので、
「ご多用の折」という挨拶の意味は
忙しい最中
忙しいところ
忙しい時節・時期
といった意味になってるということです。
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ご多用の折の使い方はこうなってる?
それで
ご多用の折の使い方は
どのようになっているのかといえば
まず、
手紙を送る相手が忙しい時に
「ご多用の折」を用いる場合ですと
ご多用の折とは存じますが、何卒ご臨席賜りますようお願い申し上げます
ご多用の折とは存じますが、何卒ご返信いただければ幸いです
ご多用の折とは存じますが、確認書を今月中にご提出くださいますようお願い申し上げます
多用の折とは存じますが、ご検討の程よろしくお願い致します
といった感じで用います。
また、
手紙の結びに「ご多用の折」とかく場合
ご多用の折とは存じますが、何卒ご自愛ください
ご多用の折とは存じますが、どうかお体にお気をつけてお過ごしくださいませ
ご多用の折とは存じますが、どうかご自愛くださいませ
という感じで
忙しい中で体調を崩したりしないように
相手を気遣いする言葉としても用います。
(自愛についてはこちらも参照↓
ちなみに、
「ご多用」とほぼ同じ意味で
「ご多忙」という言葉が使われることがありますが、
「ご多忙」は多忙の「忙」という字が心編に「亡」となるので
忌み言葉となってる側面があります。
(ご多忙についてはこちらも参照ください↓
ご多用の折の意味まとめ
ご多用の折の意味としては
忙しい最中
忙しいところ
忙しい時節・時期
となっておりますので、
相手が忙しい時の挨拶として
手紙の結びの部分で使うのがよろしいでしょう。
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