張子の虎(はりこのとら)
という言葉がありますが
張子の虎の由来や意味は
どうなっているのでしょうか?
なので今回は
張子の虎の由来や意味
についてをまとめてみました。
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張子の虎の意味は?
張子の虎の意味は
張子で作った虎の形をした首が動くおもちゃ
なのですが、
それが転じて
首を動かす癖のある人
となり、
さらに転じて
主体性が無くてただ頷いてるだけの人
という意味でも使われるようになりました。
そして他にも
虚勢を張る人
外見は強そうだが実は弱い見かけ倒しの人
という意味でも使われるようになってます。
張子の虎の由来はどこから?
張子の虎の由来はどこから来てるかと言えば
先程も記述をしたように張子の虎は
張り子で虎の形を作って
首が動くような仕組みにした玩具
のことです。
首が動く仕組みになってるから
そんな張子の虎の姿になぞられて
首を動かす癖のある人
という意味で使われるようになりました。
首を動かす癖のある人は
頷いて動かすことが多いので、
主体性が無くてただ頷いてるだけ
という意味でも使われるようになりました。
そして張り子というのは
木や竹組み等の型に紙を何枚も張り重ねて
乾いてから中の型を抜き取って作ったものです。
なので、
強そうな虎の外見をしているのに
中は空洞になっていて空っぽだから
虚勢を張るとか見掛け倒しという意味でも
使用されるようになりました。
しかし張子の虎は元々は
中国から日本へと伝わってきたもので
中国では虎は
勇猛果敢な動物として崇拝されてました。
そんな虎の武勇にちなんで
子供の健やかな成長を願う縁起物として
端午の節句や八朔祭に飾られるようになったのが
張子の虎なのです。
さらに中国では虎は神の使いとされていたので
魔除けや厄除けといった意味を込めて
張子の虎を飾ることもありました。
元々は縁起物や魔除け、厄除けとして
飾られていた張子の虎だったのが
今ではあまりいい意味では使われなくなってます。
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張子の虎の使い方は?
張子の虎の使い方は
見掛け倒しな人や虚勢を張る人、
ただ頷いてるだけの人
といった意味で使われます。
あの人は、上司の言うことに頷いてばかりで
まるで張子の虎のようだ
偉そうなことを言っていても
実績がなければ張子の虎も同然だ
あの選手は体は大きいけど
技術は伴っていなくて張子の虎だ
張子の虎の由来や意味まとめ
張子の虎には
首を動かす癖のある人
主体性が無くてただ頷いてるだけ
虚勢を張る人
外見は強そうだが実は弱い見かけ倒しの人
という意味があって
その由来は
張子で作った虎の形をした首が動くおもちゃ
から来ています。
しかし張子の虎は元々は
縁起物や厄除けとして飾れるものなので
それがネガティブな意味で
用いられるようになってるのは
皮肉なようにも思えます。
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