十日夜(とおかんや)

という行事が存在しますが、

 

十日夜とは
どのような意味の行事なのでしょうか?

 

なので今回は

十日夜とはどのような意味がある

についてをまとめてみました。

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十日夜とはどんな意味があるの?

十日夜とはどのような意味があるかと言えば

 

旧暦の10月10日に行われる行事

北関東を中心に
甲信越から東北地方南部にかけて広く分布し

 

稲刈りを終わって、
田の神が山へ帰っていくのを送る行事

となっています。

 

別名として

「刈上げ十日」

とも呼ばれている行事です。

 

十日夜になると

田の神様が里を離れ山に帰る
と言われていましたので、

 

稲刈りはこの日まで終わらせなければならない

と考えられていたのです。

 

なので

その年の稲の収穫を感謝し翌年の豊穣を祈って
田の神に餅・ぼた餅が供えられる他に

 

稲刈り後の藁(わら)を束ねて藁づとや藁鉄砲を作り

集団で各家を訪れて
地面を叩きながら唱えごとをする行事

が行われます。

 

何故このような行事をするのかと言えば

地面の神を励ますため

と言われていますが、

 

それ以外にも

作物にいたずらをするモグラを追い払う

という意味も持っています。

 

ちなみにこの十日夜という行事は
東日本で行われている行事ですが、

 

西日本においては

亥(い)の子(こ)

と呼ばれる行事が存在していて
収穫祭として同じような趣旨が存在してます。

 

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十日夜とは現在だといつ頃になってるのか?

十日夜は

旧暦の10月10日

に行われる行事となってますが、

 

現在は新暦となっており
十日夜は現在だといつ頃となってるのでしょうか?

 

現在だと旧暦の10月10日は
いつ頃となっているのかと言えば

2028年までだと以下のようになっています。

 

2018年11月17日 土

2019年11月6日 水

2020年11月24日 火

2020年11月24日 火

2022年11月3日 木

2023年11月22日 水

2024年11月10日 日

2025年11月29日 土

2026年11月18日 水

2027年11月7日 日

2028年11月25日 土

 

こうしてみると十日夜は
10月の行事と言いながらも実際は

11月の行事となっています。

 

ただ、

十日夜はお月見がメインではないため
旧暦の10月10日にこだわらず

 

新暦の11月10日

に祭りを開催する地域が多いです。

 

 

十日夜とはどんな意味があるまとめ

十日夜とは
どのような意味があるのかと言えば

旧暦の10月10日に行われる行事

となっています。

 

旧暦10月10日は現在だと
11月頃となっていますので

ちょっと時期にギャップを感じますね。

 

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