ネット上で

ネズミ講

という言葉を耳にしたことがあると思いますが、

 

ネズミ講の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

ネズミ講の意味

につい手をまとめてみました。

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ネズミ講の意味はこのようになっている?

ネズミ講の意味はどのようになってるかといえば

 

 

ネズミ講(ネズミこう)とは、
後に無限連鎖講と呼ばれることとなった連鎖配当組織のことである。

ネズミ講の「ネズミ」はねずみ算式に増幅することの例えで、
「講」自体に悪い意味はあまりない。

現在の日本では、無限連鎖講の防止に
関する法律によって該当するものを罰則を持って禁止している。

また、投資を運用せず自転車操業的に
配当に回してしまう点が共通する
ポンジ・スキームを指して言うこともある。

階層状の組織を形成する特徴からピラミッド・スキームとも言われる。

なお、特定商取引法で規制されている
連鎖販売取引及びそれらに
類似したものの総称として用いる場合もある。

 

 

といった感じになっていて
なんだか難しい感じですね。

 

ネズミ講は

無限連鎖講

の別名となっているわけですが、

 

この「無限連鎖講」とは

 

例えば
とある会員サービスが開始されたとして

 

会員サービスに入会した人は
1万円の入会金を支払うことになります。

 

そして創始者の人が参加者に対して

「2人の新会員を勧誘して入会させる」

という指示を出します。

 

そうして紹介により新たに入会した人は
最初に参加した人と同様に

入会金として1万円支払うわけですが、

 

入会金として支払われた1万円は

半分は紹介した人が貰って
半分は創始者が貰うことになります。

 

そうやって入会者を増やしていくことで
ピラミッドのような構図が出来上がっていき、

 

一番上の創始者が一番儲かって
新しく入ってきた人が儲からないような仕組みを

無限連鎖講

と呼んでいるわけでして、

 

ねずみ算式で増殖していくことにたとえて

ネズミ講

と呼んでいるということです。

 

ちなみにねずみ算についてはこちらで解説してます↓

ねずみ算とは意味はこうで使い方は?

 

 

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ネズミ講は禁止されている?

そんなネズミ講は実は

 

1978年に「無限連鎖防止法」が制定されたことで
法律によって禁止をされています。

 

この法律によって

 

ネズミ講こと無限連鎖講を開設・運営すること

加入することや、加入することを勧誘すること

これらの行為を助長する行為

 

が禁止されることになり

 

もしこれを破った場合は

 

ネズミ講を開設・運営:

「3年」以下の懲役もしくは「300万円」以下の罰金

 

反復継続的に、ネズミ講に加入することを勧誘する:

「1年」以下の懲役または「30万円」以下の罰金

 

ネズミ講に加入することを勧誘する:

「20万円」以下の罰金

 

といった感じで罰せられてしまいます。

 

ネズミ講が法律で禁止されてる理由としては

 

上記のとおりネズミ講は
会員を集めることで儲けていくシステムになりますが、

 

ネズミ講の場合ですと

商品を取り扱っておらず金品受け渡しが目的

になってる場合が多いですし、

 

仮に商品を取り扱ってる場合でも

その商品に対して価格が不釣り合い

である場合が多いです。

 

つまり、

実際には販売する商品がなくて
下位メンバーの会員費を吸い上げて組織を運営してる

ということになります。

 

そしてネズミ講の特徴は
ねずみ算式で会員を増やしていくことですが

 

会員になった人がまた紹介して会員を増やし
新たに会員になった人がまた紹介して増やす・・・

といったことを繰り返していると、

 

最終的には
日本の総人口を超えてしまうことになりますし、

紹介した人全員が会員になるわけではないので

 

ネズミ講は必ずどこかで限界を迎えます。

 

そうなってしまえば

上にいる人間ほど儲けて
下にいる人間ほど会員費を回収できず

損をするようになっています。

 

なので

入会させることで紹介料が入る以外
販売しているような商品がないことや、

下に行くほど被害者が増えるということで

 

ネズミ講が法律で
禁止されているということになります。

 

 

ネズミ講の意味まとめ

ネズミ講の意味はどうなってるかは以上です。

 

それにしても、

ねずみ算も空想上の理論という感じの増え方でしたが
まさにネズミ講もそれと似た形だと思いますね。

 

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