ねずみ算

という言葉を
耳にしたことがあると思いますが、

 

ねずみ算とは
どのような意味がある言葉なのでしょう?

 

なので今回は

ねずみ算とはどんな意味か

についてをまとめてみました。

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ねずみ算とはどんな意味があるのか?

ねずみ算とは
一体どんな意味になってるかといえば

 

数が急激に増加すること

という意味を持っています。

 

元々は吉田光由が著した『塵劫記』にて

ある期間にねずみがどれだけ増えるか

と計算する問題がありまして、
内容はこのような感じになっています。

 

 

正月に、ネズミのつがいがあらわれ、子を12匹産む。
そして親と合わせて14匹になる。

このネズミは、二月に子ネズミがまた子を12匹ずつ産むため、
親と合わせて98匹になる。

この様に、月に一度ずつ、親も子も孫も
ひ孫も月々に12匹ずつ産む時、

12ヶ月でどれくらいになるかというと、276億8257万4402匹となる。

 

 

つまり、

親のねずみが正月にオスとメスそれぞれ6匹ずつ
合計12匹子供を産んだ場合、

 

オスとメスが親を含めて7匹ずついるので
7つのペアが誕生するということです。

 

そしてその次の月には7つのペアが
12匹ずつ子供を産むので、

12×7=84匹

が生まれることになって、

 

親のねずみ14匹と合わせれば
合計98匹ということになります。

 

そんな感じで子供を増やしていけば
12月にもなればねずみの総数は

276億8257万4402匹になる

という計算なのです。

 

実際にハツカネズミなどのねずみは

ネズミは一度に6~8匹の子供を産みますし
わずか3~4週間程度で成熟して子供を産むようになります。

 

なのでこの計算の前提は
間違いだとはいえないわけなのですが、

 

ネコなどの天敵に襲われたり

病気や飢えなどによって命を落とす
ということを計算に入れていませんので、

 

これほど増えるということは
実際にあり得ないことなのですが、

 

それだけねずみが増えるスピードは
早いということを意味していますし、

 

そんなねずみが増えるのが早いのを

数が急激に増えること

といういみで使ってるのが
ねずみ算という言葉になるわけなのです。

 

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ねずみ算の使い方はこうなってる?

それでねずみ算の使い方は
どのようになっているのかと言いますと、

 

基本的には前述の通り

数が急激に増える

という意味でつかわれることが多くて
例としてはこのような形となっています。

 

1人が感染したらそこからねずみ算式に感染者が増える

口コミからねずみ算式に利用者が増えていく

 

といった感じで

ねずみ算式

という感じで使われることが多いです。

 

ちなみにそんなねずみ算のように
増えていく仕組みとしてこんな言葉もあります↓

ネズミ講の意味はどうなっているの?

 

 

ねずみ算とは意味はこうなるまとめ

ねずみ算式とは

数が急激に増加すること

という意味になっていまして、

 

それはねずみの増える力が強いことが
由来になっているということです。

 

それにしても、

本当にねずみが減ることなく
ねずみ算式に増えていったとなれば

地球はねずみの惑星になるかもしれませんね。

 

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