寒い時期になると

おでん

を食べたくなると思います。

 

そんなときにふと

おでんってどんな意味があって
由来はどこから来ているんだろう?

と思わなかったでしょうか?

 

なので今回は

おでんの意味や由来

についてをまとめてみました。

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おでんの意味はこうなっている?

おでんの意味はどうなってるのかといえば

 

1.田楽(でんがく)のこと

2.煮込み田楽の略称

 

となっています。

 

また、
関西ではおでんのことを

関東煮もしくは関東焚(かんとうだき)

とも呼んでいます。

 

田楽といえば

材料を串にさして
味噌をつけて食べる食べ物のことですが、

 

元々は、

串刺しの豆腐を焼いて
味噌をつけて食したのが始まりで、

 

後に

こんにゃくや野菜類を同様に
焼いて味噌をつけて食べてました。

 

そしてその後江戸末期になって

煮込んでから味噌をつける味噌おでん

が作られるようになり、

 

そこからさらに、

 

材料に焼き豆腐の他,

焼きちくわ,さつま揚げ,
つみれ,はんぺんなどの魚介類の加工品や

 

大根,里いもなどの野菜,
卵,こんにゃく等を用いて

醤油味で鍋物風に長時間煮込んで食する
煮込みおでんとなっていったのです。

 

なんとなく田楽とおでんって
語呂が似ていると思ってはいましたが、

 

まさかルーツが同じものだったとは

なんだか意外な感じがしますが
当然といえば当然なのかもしれませんね。

 

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おでんの由来はどうなってるのか?

そして「おでん」と呼ばれるようになった由来は

 

田楽を意味する女房言葉として
宮中などに仕える女房が使用した言葉です。

 

田楽の「でん」に接頭語「お」をつけて
楽を省略して「おでん」となりました。

 

おでんの基になった豆腐田楽は
室町時代に生まれていて、

当時は焼いた豆腐に味噌を塗って食べる
もしくはその逆の豆腐田楽があり、

 

そこからこんにゃくや野菜等も
材料として使われるようになりました。

 

さらにそこから

串刺しのこんにゃくを煮込んだものに始まり
大根やはんぺんなどが入れられるようになって

 

煮込み田楽

が登場することになって、

 

そこから

 

煮たものを「おでん」

焼いたものを「田楽」

 

という風に区別するように定着しました。

 

また、

関東で煮込み料理として発達してから
醤油を使って煮込むようになり、

現在のような形になりましたが、

 

そこから関西へと伝わって

長年のあいだに 味付けも関西の味になったことで
関東では廃れていったのですが、

 

関東大震災のときに
関西から炊き出しにやってきた人が

おでんを大鍋で大量に作ってふるまったことで、
関西風おでんと名付けられて関東に広まりました。

 

 

おでんの意味や由来まとめ

おでんの意味については

 

1.田楽(でんがく)のこと

2.煮込み田楽の略称

 

となっていて

 

名称の由来は

 

田楽を意味する女房言葉として
宮中などに仕える女房が使用した言葉

となっています。

 

おでんと田楽は語呂が似てると思いましたが
元々は同じものだったということですね。

 

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