日常生活を送る中で

うっとおしい

うっとうしい

の2つの言葉を耳にすることがありますが、

 

うっとおしいとうっとうしいでは
どちらが正しい言葉となるのでしょうか?

 

なので今回は

うっとおしいとうっとうしいで
正しいのはどっちなのか?

についてをまとめてみました。

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うっとおしいとうっとうしいで正しいのはどっち?

それで

「うっとおしい」と「うっとうしい」では
どちらの方が正しいのかといえば

 

うっとうしい

という読み方の方が正しいです。

 

「うっとうしい」は漢字で書くと

鬱陶しい(うっとうしい)

という感じになるのですが。

 

鬱陶しいの「陶」の部分は

「陶(とう)」

という風に読みますので、

 

「うっとおしい」ではなく「うっとうしい」が
正しい読み方となっているのです。

 

ちなみに「陶」という漢字には
「陶器」とか「陶芸」を意味する

すえ。やきもの。せともの。

といった意味が存在している他に

 

うれえる。心をふさぐ。

といった意味が存在しています。

 

 

うっとおしいの意味はどうなってる

うっとおしい正しくは「鬱陶しい(うっとうしい)」の意味は
どのようになっているのかといえば

 

1.心がふさいで晴れ晴れしない。気分が重苦しく陰気である

2.邪魔になってわずらわしい。妨げになって面倒くさい

 

といった意味になっています。

 

前述の通り「陶」という漢字には

うれえる。心をふさぐ

といった意味が存在していますし、

 

「鬱」という漢字にしても

気分が晴れ晴れしない様

という意味が存在しています。

 

だから、

心がふさいでいるような重苦しい状態だったり
何かが邪魔だったり面倒だったりするときに

 

鬱陶しい(うっとうしい)

という言葉が用いられるのですが、

 

それが言葉の間違いによって

うっとおしい

と書かれることがあるのです。

 

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うっとうしいをうっとおしいと間違えるのはなぜ?

「鬱陶しい(うっとうしい)」を「うっとおしい」と
間違えることは多いですが、

 

なぜうっとうしいをうっとおしいと
間違えることがあるのでしょうか?

 

うっとうしいをうっとおしいと間違えるのは
言葉の発音が原因となっていて、

 

うっとうしいを長音にして発音すると

うっとーしい

という風に聞こえるから

 

それが「う」ではなく「お」に聞こえて

うっとおしい

という間違えになったのです。

 

これに関しては
うっとうしいの「う」の前の発音が

と(to)

となっていることから、

 

「o」の発音に引っ張られる形で

うっとおしい

となってるのかもしれません。

 

また、
鬱陶しいという言葉は

わずらわしい、面倒くさい

といった意味が存在していますので、

 

「お」の方がより雰囲気が出る

というのも理由だとされています。

 

 

うっとおしいとうっとうしいで正しいのはまとめ

うっとおしいとうっとうしいで
正しいのはどちらになるのかといえば

うっとうしい(鬱陶しい)

の方になります。

 

「うっとおしい」の方も

話し言葉表記とみなされて
誤字扱いにはされないことがあるものの、

 

正しい表記としては

うっとうしい

の方になりますので
「鬱陶しい(うっとうしい)」と使いましょう。

 

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