夏や冬のシーズンになると

賞与(しょうよ)

が支給されるようになりますけども、

 

賞与の意味はどのようになっていて
由来はどこからきているのでしょうか?

 

なので今回は

賞与の意味や由来

についてをまとめてみました。

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賞与の意味はどのようになる?

それでは賞与の意味は
どのようになっているのかと言えば

 

1.

通常の給料とは別に
夏・冬・期末等に支給される一時金

 

2.

功労をたたえて金品を与えること。
またはその金品。

 

「賞」というのは
功績をたたえて贈られるものになりますし、

 

そんな「賞」を「与える」ということで

賞与

という言葉になったということです。

 

ちなみに賞与は他にも

ボーナス、一時金、報奨金、年末手当、夏季・冬季手当

と言った呼び方がされています。

 

ボーナスの意味についてはこちら↓

ボーナスの意味は 由来はどこからきているの?

 

 

賞与とはどのようなものか?

そして賞与とはどのようなものかを
更に掘り下げていきますと、

 

賞与とは

企業が臨時的に従業員に対して
支給する金銭のことで、

 

元々は一時金として支給されてましたが
現在では夏と冬の年2回の支給が一般的です。

 

そして賞与とは

一般的に支払われる月給と異なり
法律上必ず支払わなければダメなものではありません。

 

なので、

企業側が「賞与を支払う」
という決まりを作った時にだけ

労働条件に加わり支払いの義務が生まれるのであり、

 

特に決まりがないという場合は
賞与を支払う義務は企業にはないということです。

 

だから、

給料と違って必ず支払わないとダメではないので
もし業績が悪化した場合などには

 

今回はボーナスなし

としたとしても問題はないということです。

 

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賞与とはどのようにして支給される?

賞与とはどのようにして
支給されてるのかをざっくり説明すると

 

基本的には

4月1日から9月30日までを
前期の支給対象期間として

冬の賞与として12月頃に支給されます。

 

そして

10月1日から3月31日までを
後期の支給対象期間として

夏の賞与として6月頃に支給される

 

といった感じで

支給対象期間を経て
支給日に支払われているのです。

 

そして賞与の支給金額については

給料の数ヶ月分

ということが多いです。

 

 

賞与の由来はどこからきている?

そして賞与の由来は
一体どこからきているのかと言えば

 

賞与の由来としては
江戸時代頃の「お仕着せ」からとされます。

 

お仕着せとは

江戸時代頃には商人が住み込みの奉公人に

お盆や年末と言った帰省のシーズンに
衣服や衣服や餅を買うお金を渡すことです。

 

夏と冬の時期に特別に
服やお金を与えるということで

現在の賞与と通ずるものが存在しますね。

 

そして賞与としての最古の記録は

 

明治9年(1876年)に三菱会社が
ライバル海運企業から航路を守って

撤退させたということで社員を称えて贈った一時金

 

だとされています。

 

その時は

功績を称えて金品を贈る

という意味が強かったです。

 

そしてその後

第二次世界大戦敗戦後の
インフレーションで労働運動が高揚して

 

生活のための出費がかさむ夏と冬に
生活保障的な「一時金」が支給されるようになり、

それが現在の賞与へとなっていきました。

 

 

賞与の意味まとめ

賞与の意味につきましては

 

1.

通常の給料とは別に
夏・冬・期末等に支給される一時金

2.

功労をたたえて金品を与えること。
またはその金品。

 

となっています。

 

それにしても元々はどちらかと言えば

功労を称えて支給されていた特別金

という意味が強かったように思いますが、

 

現在は多くの企業で
夏や冬に支給されるようになってますね。

 

とはいえ

会社に貢献してこそ
功労を称えて賞与は貰えますので、

 

貰えて当たり前という考えを持たずに
日ごろから仕事に励むといいですね。

 

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