鶏頭牛尾(けいとうぎゅうお)

なんて言葉を
最近目にしたと思いますが、

 

鶏頭牛尾の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

鶏頭牛尾の意味

についてまとめてみました。

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鶏頭牛尾の意味ってどうなってる?

そもそもの話ですが

実は鶏頭牛尾というのは
間違った表記となっていまして、

 

正しくは

鶏口牛後(けいこうぎゅうご)

となっています。

 

(鶏口牛後については

鶏口牛後の意味と由来 使い方はどうなる?

も参照ください)

 

そして鶏口牛後の意味は
どのようになってるのかと言えば、

 

大きな集団や組織の末端にいるよりも
小さい規模でもいいから長となるほうがいい

という意味になります。

 

分かりやすく言えば

大企業の平社員でいるよりも
小企業の社長になる方がいい

という感じでしょうか。

 

鶏口牛後の「鶏口」というのは
鶏のくちばしの事を表していて、

小さな団体の長に例えています。

 

そして、

鶏口牛後の「牛後」とは
牛の尻の事を表していて、

大きな団体に属して使われている人を意味します。

 

鶏といえば牛と比べると
小さい生き物となっていますが、

 

例え小さい生き物であろうと

後ろ(牛後)よりも前(鶏口)の方がいいという事で
鶏口牛後という言葉となったのです。

 

世の中には
会社から独立して起業する人もいますが、

 

起業するような人たちは

会社という大きな団体に従って
使われて生きていくよりも、

 

例え小さくてもいいから
長となって自分の好きなようにやっていきたい

という考えがあるのかもしれません。

 

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鶏頭牛尾となった意味ってなんなの?

本来は鶏口牛後というのが正しいのですが

鶏頭牛尾を間違った使い方がされるようになったのは
なぜなのでしょうか?

 

考えられそうなところですと、

鶏口よりも鶏頭の方が
小さい集団の長を意味する言葉として

認識しやすい部分がありますし、

 

牛後よりも牛尾の方が
大きい集団の末端を意味する言葉として

分かりやすいのではないかと思います。

 

また、

鶏口牛後

という言葉にしても、

 

鶏の口を表す鶏口に対して
牛の後ろを表す牛後になってることも、

言葉の繋がりとしてしっくりこない部分があり、

 

鶏の頭を表す「鶏頭」に対して
牛の尾を表す「牛尾」という組み合わせが

 

小さい団体の長と
大きい団体の末端を表す言葉として

しっくりきてる部分もあるのかもしれません。

 

 

鶏頭牛尾の意味まとめ

鶏頭牛尾という言葉は
鶏口牛後の間違った使い方となり、

 

鶏口牛後とは

大きな集団や組織の末端にいるよりも
小さい規模でもいいから長となるほうがいい

という意味になっています。

 

ですので、

間違って鶏頭牛尾と使わないように
気をつけていきましょう。

 

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