山笑う(やまわらう)

という言葉を
目にする機会があったと思いますが、

 

山笑うとは
どんな意味を持つ言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

山笑うとは意味はどうなってるか?

についてまとめてみました。

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山笑うとは意味はどうなっているのか?

それで山笑うとは
どんな意味を持ってるのかと言えば

 

春の山の草木が一斉に若芽を芽吹いて
明るい感じになっている様子

を表す言葉になってます。

 

木々が芽吹いて活気づいていくと

明るい緑色の草木が
春の山をよくあらわしてると感じますし、

 

どことなく山が笑ってるような
明るくて心が浮き立つような感じになります。

 

そんな情景をまさに

山笑う

と呼んでいるのでしょう。

 

ちなみにこの山笑うとは

郭熙(カクキ)

と呼ばれる中国、北宋の山水画家の
画論『臥遊録』の

 

「春山淡冶にして笑うが如く、

夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧うが如く、
冬山惨淡として眠るが如く」

 

から来ているとされています。

 

山水画とは

中国で発達した
自然を題材とした東洋絵画のジャンルで

 

山笑うとは

そんな中国の東洋絵画から
発祥した言葉という事で、

 

春の山の草木が一斉に若芽が芽吹いてる様子を
表している意味になってるのです。

 

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山笑うとは季語はどうなっているのか?

山笑うとは
いつ頃の季語となってるかと言えば

 

基本的には

春の季語

となっています。

 

山笑うとは

草木が一斉に若芽を吹いて
春の山の明るい感じを表してるので、

 

まさに、

春を表す季語

として使われてる言葉です。

 

それで、

山笑うとは
春のいつ頃使う言葉かと言えば

 

仲春つまり
現在の3月頃を表すの季語です。

 

3月頃になれば

冬の寒さもだいぶ和らいできて
山の雪が溶け始めるので、

 

山の中の草木が芽吹き始めて活気づき
明るい感じになってきます。

 

3月頃にもなれば

道端などでぽつぽつと
緑の草木が見え始めてきますからね。

 

だから山笑うとは

そんな3月に入って
春が訪れ始めた事で

 

木々が芽吹いて活気づいていく様子を
表している言葉にもなっています。

 

 

山笑うとはどんな意味の言葉かまとめ

山笑うとは
どんな意味の言葉なのかと言えば

 

春の山の草木が一斉に若芽を芽吹いて
明るい感じになっている様子

 

を表している言葉であり、

 

草木が芽吹いて
山が明るくなってる様子がまるで

山が笑っている

という風に見えた事から、

 

山笑う

と表現されたわけです。

 

そして、

山が笑ったように
草木が芽吹き始めてる時期というのは

 

本格的に春が訪れる事の
前兆として考える事が出来ますね。

 

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