秋の紅葉シーズンになるとテレビ等で

紅葉狩り(もみじがり)

という言葉を耳にしますが、

 

紅葉狩りとは
どんな意味を持つ言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

紅葉狩りとはどんな意味なのか?

についてまとめてみました。

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紅葉狩りとはどんな意味なのか?

それで紅葉狩りとは
どのような意味を持ってるのかというと、

 

紅葉を見に山野へ出かけること

という意味になります。

 

紅葉狩りというからには何となく

紅葉を摘みに行く

みたいに思われるかもしれませんが、

 

実際のところは

紅葉を見に山や野へ行く

という事で使われています。

 

ちなみに
「狩り」という言葉の意味には

 

1.山野で鳥獣を追いかけて捕らえること。
 猟(りょう)。狩猟。

2.追いたてて捕らえること。

 

という意味の他にも

 

自然の中に分け入って、貝や野草を採取したり
植物を観賞すること

という意味を持っています。

 

なんだか意外に感じますが、
狩りという言葉は上記のとおり元々

獣を捕える事

を意味した言葉になってますが、

 

そこから転じて
小動物や野鳥を捕まえる意味に広がり、

 

さらには

果実などを採る意味でも
使われるようになりました。

 

よく、

 

「松茸狩り」

「イチゴ狩り」

「ぶどう狩り」

 

みたいな言葉を聞きますが、

 

まさに植物を採るという意味で

狩り

という言葉が使われています。

 

そしてやがて「狩り」という言葉は

草木を眺めたりする

という意味でも用いられ、

 

紅葉狩り

という言葉が使われるようになったのです。

 

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紅葉狩りとはどこから由来が来ているのか?

それでなぜ

元々獣や野鳥などを捕まえたり
植物を採る意味で用いられていた

 

狩り

という言葉が
植物を観賞する意味で使われるようになり

 

紅葉狩り

とまで使われるようになったのか?
といいますと、

 

諸説はありますが、

 

昔の貴族の中には
狩猟を行わない人が現れて、

自然を愛でることを狩りに例えた

 

という事です。

 

ちなみにこの紅葉狩りという言葉は

万葉集

にも存在していて
結構昔から使われていた言葉です。

 

万葉集が出るような時代はまさに
貴族の全盛ともいえる時期ですので、

 

貴族の言葉遊びとして
用いられてもおかしくはないですね。

 

 

紅葉狩りとはどんな意味かまとめ

紅葉狩りとはどんな意味かというと

紅葉を見に山野へ出かけること

という意味になります。

 

狩りと聞いて思い浮かべる

獣や野鳥を捕まえる事

という意味が変化していって
植物を観賞するという意味になったのは、

 

何となく

狩猟をおこなっていた時代から
現代に移り変わっていったのと

どことなく似てるような気がしてきます。

 

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