正月の鏡餅には本来

橙(だいだい)

が使われていましたけども、

 

橙の由来や語源は
一体どこから来ているのでしょうか?

 

また、

橙を正月の鏡餅に使うのには
どんな由来があるのでしょうか?

 

なので今回は

橙の由来や語源

等についてをまとめてみました。

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橙の由来や語源はどこから来てる?

橙の由来となってる語源は
一体どこからきているのかといえば

 

「代々」

から由来が来ているとされています。

 

橙は果実が熟しても落下しにくくて

採取しなければ
2~3年くらいは木になり続けるので

 

三代(3年)の果実が同じ木になり続けることから

「代々」引き継がれていくということで
「橙(だいだい)」と呼ばれるようになったということです。

 

 

橙の由来となる語源にはこんな名称も?

また橙には

回青橙(カイセイトウ)

と呼ばれる別名も存在していて、

 

回青橙という名前の由来は

実は冬になると熟して黄色になるけど
冬を越して翌春には再び青緑色になり、

 

そしてまた冬を迎えると黄色になることから
回青橙という名称がつけられることになり、

 

さらに代々色が変わり続けることから

橙(だいだい)

と呼ばれるようになったということです。

 

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橙の由来は正月の鏡餅の場合は?

そして正月では鏡餅に
橙が本来用いられていましたが、

 

鏡餅に橙が使われていた由来は
前述の通り橙には「代々」という意味があるので

 

鏡餅に飾ることによって

これからも家が代々栄えますように

という縁起を担いだものとなっています。

 

また、

最近では鏡餅に乗せるのは
みかんが多くなっていますけども、

 

橙の代わりにみかんが使われるのは

橙が鏡餅に飾るには少々大きめで
見栄えが悪くなることが由来しています。

 

ちなみに
鏡餅と橙についてはこちらでもまとめてます↓

鏡餅のみかんにはどんな意味が 由来はどこから?

 

 

橙にはこんな名前も存在している?

そしてそんな橙には別名として
こんな名称も存在しています。

 

 

臭橙

橙の別名となる臭橙の由来は

風味の良さ、香りの良さ

を表した言葉となっています。

 

 

阿部橘・阿倍橘

橙は中世においては

阿部橘(あべたちばな)・阿倍橘(あへたちばな)

と呼ばれていましたが

 

その由来は

阿部(阿倍)は現在の
奈良県桜井市阿部のことですので、

 

阿部で採れる橘

という意味が存在しているからです。

 

 

橙の由来や語源まとめ

橙の由来や語源については

「代々」

から来ている名称となっています。

 

なので、

そんな橙にあやかって
代々栄えますようにという願いを込めて

 

鏡餅に橙を
飾るようになったということなのです。

 

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