対岸の火事(たいがんのかじ)

という言葉を
耳にした事もあると思いますが、

 

対岸の火事とは
どんな意味の言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

対岸の火事の意味

についてまとめてみました。

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対岸の火事の意味はこうなっている?

対岸の火事とは
どんな意味になってるかと言えば

 

1.自分にはなんの関係もなく、苦痛もないこと

2.他人にとって重大でも自分には何の関係もないこと

 

という意味が存在してます。

 

対岸というのは

向こう側の岸

を意味する言葉であり、

 

つまり

大きな川で隔てた向こう側の岸

という事です。

 

自分の家で火事が起こったり
近隣から燃え移ったりした場合、

命の危険にさらされるだけでなく
財産や家を失う事になりますので、

 

自分の家の近くで火事が起これば
他人ごとではない重大な事です。

 

ですが、

向こう側の岸で火事が起こっても
川で隔てられてるわけだから

 

こっちの岸まで
火事が燃え移ってくる心配はない

という事です。

 

なので、

 

向こう側の岸では火事が起こって
大変な事になってるけど、

自分のいる岸には
皮を隔てて燃え移る心配がない

 

という事から転じて

 

他人にとっては重大でも
自分には関係なく苦痛も特にない事

という意味で

 

対岸の火事

という言葉が使われてるのです。

 

まぁ実際のところ

何かニュースが報じられても
自分の身近なところでなかったら

 

「自分には関係ない事」

と思うでしょうし、

 

そんな他人事な気持ちを表した言葉
という事になるわけですね。

 

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対岸の火事の使い方はどうなってる?

そんな対岸の火事の使い方は
どちらかと言えば本来の意味よりも

 

「対岸の火事と思わないように」

「対岸の火事とせず」

「対岸の火事ではない」

 

といったように

決して他人ごとではない

という意味でつかわれる事が多いです。

 

例えば

 

「株式会社○○が倒産した件を対岸の火事とせず
今後の経営方針について見直していこう」

「他国で起こった問題は
日本にとっても対岸の火事とは言えない」

 

といった感じで

 

他で起こった重大な出来事を
自分にとって関係ないと思わず、

同じような事が起こらないように注意をしよう

 

という戒めの意味として
対岸の火事が使われる事が多いです。

 

 

対岸の火事の意味まとめ

対岸の火事の意味については

 

1.自分にはなんの関係もなく、苦痛もないこと

2.他人にとって重大でも自分には何の関係もないこと

 

といった意味になっています。

 

とはいえ、

火事というのはいつ
自分の身にも降りかかると思えませんので、

 

決して他人事だと思わずに
十分注意をしないといけません。

 

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