よくネットなどで

杜撰(ずさん)

という言葉を耳にしますが、

 

杜撰の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

杜撰の意味や由来

についてをまとめてみました。

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杜撰の意味はどうなってるのか?

杜撰の意味は
どのようになってるのかと言えば

 

1.詩や文章等の著作物において
 典拠が正確でないこと

2.物事がいいかげんで間違いだらけなこと

 

といった意味があります。

 

ちなみに

典拠(てんきょ)

とはどんな意味なのかと言えば

 

確かな根拠

を意味する言葉となっていて

 

つまり、

詩や文章の内容が根拠がなくいい加減な事

という意味になります。

 

 

杜撰の意味は由来はどこから来ている?

杜撰の意味に対して
由来はどこから来ているのかと言えば

 

まず杜撰の「杜」というのは

宋の詩人・杜黙(ともく)

のことで、

 

杜撰の「撰」は

詩文を作ること

を意味する文字になります。

 

昔の中国において
杜黙と呼ばれる詩人がいましたが、

 

杜黙の作る詩は

詩の書き方の規則に
ほとんど合っていませんでした。

 

規則に合わないような詩を書くという事は

いい加減に詩を書いてるように見られますし、
根拠が無いように見えてしまいます。

 

なので、

杜黙の作る詩はいい加減で根拠のないものばかり

と言われた事から転じて

 

1.詩や文章等の著作物において
 典拠が正確でないこと

2.物事がいいかげんで間違いだらけなこと

 

という意味を持ってる

杜撰

という言葉になりました。

 

まぁ私には
詩についてはよくわかりませんし

杜黙が書いた詩というものが
どんなものなのかもわかりませんが

 

物事のルールに従って行動してないと
いい加減なように見えてしまうというのは

今も昔も変わらない感じです。

 

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杜撰の使い方はどうなる?

杜撰の意味については

文章に書かれた根拠が正確でない事

という使い方よりも

 

いい加減で間違いが多いこと

という意味でつかわれる事が多いです。

 

例えば

杜撰な管理

という使い方の場合だと
いい加減な管理をしているという意味ですし、

 

杜撰な工事

という使い方の場合だと
いい加減で間違いの多い工事をしている

という意味になります。

 

そんな感じで
いい加減だったり間違いが多い時に

杜撰

という言葉を使います。

 

 

杜撰の意味まとめ

杜撰の意味につきましては

 

1.詩や文章等の著作物において
 典拠が正確でないこと

2.物事がいいかげんで間違いだらけなこと

 

となっています。

 

いい加減な仕事をしたりすると

杜撰な仕事だ

とか言われたりしますが、

 

まさにそんな感じで

いい加減だったり根拠が正確でないときに
使われる言葉だったりしますね。

 

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