天気予報などにおいて

台風の目(たいふうのめ)

という言葉を
耳にした事があると思いますが、

 

台風の目の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

台風の目の意味

についてをまとめてみました。

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台風の目の意味はこのようになってる?

それで台風の目というのは
どのような意味になっているのかと言えば

 

1.

台風の中心部分の呼び名。

目の中は空洞のようになっていて
風が弱く比較的穏やかな天気になってる。

 

2.

激しく動いている物事や
大きく世を賑わせている物事の中心になってたり

それを引き起こす原因となっている人や物。

 

といった意味が存在しています。

 

台風と言えば
激しい印象がありますけども、

 

天気予報図等の
はるか高い位置から台風を確認すれば

渦を巻いた雲のかたまり

というのが確認できます。

 

渦を巻いてできるようなものは基本的に
真ん中が空洞になってる事が多いですので

 

台風の目となっている部分は

雲が殆どなくて風が弱く
穏やかな天気である事が多いという事です。

 

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台風の目の意味の由来については?

そして台風の目の意味にはもう1つ

 

激しく動いている物事や
大きく世を賑わせている物事の中心になってたり

それを引き起こす原因となっている人や物。

 

が存在していますが、

 

台風の目つまり台風の中心は
風が弱く比較的穏やかな天気になってます。

 

それなのになぜ、

激しく動いてる物事や
大きく世の中をにぎわせてる事の中心が

台風の目

という風に言われてるのかと言えば

 

基本的に台風の目というのは

周りに大きな影響を及ぼす

という意味でつかわれる事が多く、

 

どちらかというと台風の目自体より

その周りの暴風雨の方に
重点が置かれている言葉になります。

 

なので、

台風の目の意味の由来は
台風の目自体の穏やかさからではなく、

 

その周囲で渦巻いていて
周りに大きな影響をもたらす台風の中心

という意味からになります。

 

ただ、
台風の目については

 

熱帯低気圧のもととなる積乱雲が
まとまって渦を巻き始める初期段階では、

目はまだできない。

 

北半球では反時計回り、南半球では時計回りに、
雲が渦を巻きさらにまとまってくると、
渦の中心(台風の中心)に遠心力がかかり始める。

 

周囲から吹き込む風が継続的に中心部に押し寄せる中で、
遠心力と気圧傾度力がほぼつりあい、
風が中心部に入り込めない状態になる。

すると行き場を失った風は上昇気流を起こして、
螺旋状に渦の中心部を上昇する気流を作り出す。

熱帯の海洋を起源とする大量の水蒸気を含んだ気流は、
渦の中心を上昇する中で気圧低下により温度が下がり凝結し、
積乱雲を作る。

気流が積乱雲とともに対流圏界面まで達すると、
気流は滞り高圧部となる。

すると北半球では時計回り、南半球では反時計回りに、
積乱雲とともに気流が吹き出し始める。

螺旋状の上昇気流は積乱雲の壁(アイ・ウォール)を作り、
それより中心に近い部分は気流が侵入できず、
気流が穏やかで雲がほとんどなく晴れた区域となる。

この領域が台風の目である。この段階になると、
「目」は上空から容易かつ明瞭に観察できるようになる。

 

 

となっているように、

 

渦の中心に遠心力がかかって
雲が近づけない状態になって、

行き場を失った風が上昇気流を作り
それによって積乱雲を作っているので、

 

台風の目が台風の中心にあり
尚且つ台風発生の原因となるので、

 

大きく世を賑わせている物事の中心だったり
それを引き起こす原因になってるというのは

あながち間違いでもないですね。

 

 

台風の目の意味まとめ

台風の目の意味については以上です。

 

台風の目の中は
比較的穏やかな感じですが、

そんな台風の目が原因になって
台風を引き起こしているという事ですね。

 

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