よく手紙の最初に

拝啓(はいけい)

という言葉が書かれますが、

 

拝啓の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

拝啓の意味はどうなってるか?

についてまとめてみました。

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拝啓の意味はどうなってるのか?

拝啓の意味は
どのようになってるのかと言えば

相手を敬って申し上げる

という意味をもった挨拶です。

 

拝啓の「拝(ハイ)」という字は

 

1.頭を垂れて敬礼すること。おがむこと

2.手紙で、自分の名の下に書いて
 相手への敬意を表す語

 

といった意味があり、

 

拝啓の「啓(ケイ)」という字は

申し上げる

という意味があります。

 

なので拝啓も必然的に

相手に敬意を表す言葉を
手紙の初めに挨拶として書くのです。

 

拝啓という言葉は現在では
自分と対等な相手への手紙にも使用しますが

本来は相手への尊敬を意味する言葉ですので

 

例え対等な立場でも

相手への丁寧さが見えるような
文章であるべきなのです。

 

実際に人と会う時には
おじぎをする等の挨拶をすると思いますが、

 

手紙ですと
文面でのやり取りになりますので、

拝啓

という言葉を手紙の最初に使う事で、

 

相手に敬意を表して
文面における挨拶を行う

という事になり、

 

相手に対して
丁寧さを伝える意味の言葉という事です。

 

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拝啓の使い方はどうなってるのか?

それで拝啓の使い方には
実はルールが存在していて、

 

拝啓を使う時には必ずと言っていいほど

敬具(けいぐ)

という言葉を最後につけます。

 

なので「拝啓」と「敬具」は
手紙では必ずセットになっています。

 

また、
拝啓という挨拶は実は

自分と距離があり、
尊敬もしくは尊重したいと思う相手

に対して送る挨拶となってます。

 

例えば、

普段ほとんど接点がない他部署に所属する上司に
手紙を送るという場合は

 

拝啓と敬具

をつけて手紙を送ります。

 

また、

普段直接やり取りをしないような
取引先の上役にも拝啓と敬具を使います。

 

さらに、

拝啓や敬具という挨拶は
本来手紙に使うものなので、

 

メールやファックス等で手紙を送るときには
拝啓や敬具は用いないのです。

 

 

拝啓の意味はどうなってるかまとめ

拝啓の意味に関しましては

相手を敬って申し上げる

という意味を持って
手紙の初めに書く挨拶となっています。

 

手紙は文面とはいえ
相手とやり取りを行うわけですから、

 

相手を敬う気持ちというのは
大事になってくるポイントになりますし、

 

拝啓と相手を敬う言葉を
最初の挨拶で使う以上は、

 

本文の方も相手を敬うような
丁寧さが見える文章を書いていくべきでしょう。

 

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