読書尚友(どくしょしょうゆう)

という言葉を
この時期に耳にしたと思いますが、

 

読書尚友の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

読書尚友の意味

についてまとめてみました。

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読書尚友の意味はどうなってる?

読書尚友の意味は
どのようになっているのかと言えば

書物を読むことで、昔の賢人を友人とすること

という意味になっています。

 

読書尚友の「尚」は

過去にさかのぼる

という意味が存在していますので、

 

読書をする事で過去にさかのぼって

本を書いた作者の人格や
その時代を明らかにするということで

 

昔の賢人を友とする

となっているのです。

 

 

読書尚友の由来はどこから来ているのか?

読書尚友の由来は
一体どこから来ているのかと言えば

 

『孟子』と呼ばれる書物の
「万章・下」と呼ばれる章にある言葉で

 

孟子と呼ばれる中国の儒学者が
弟子の萬章に説いた言葉が

読書尚友

となっています。

 

そして孟子が萬章に説いた
読書尚友の内容としては

 

古人の詩を吟じ、古人の書を読む際には
詩や書を書いた人の人柄を知らなければならない。

 

だからこそ、

その古人のいた時代を調べて明らかにして
本を書いた人と親しくなる

という事なのです。

 

ちょっと難しいですが、
読書に没頭していると

まるで作者その人から直接
話を聞いてるかのように感じます。

 

さらにそこから

その本を書いた人がどんな人であるかを
考えながら読む事によって

 

本の内容がよく理解できるようになる

という事なのでしょう。

 

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読書尚友の使い方はどのようになってる

読書尚友の使い方は
どのようになっているかについては

例としては以下のような感じになります。

 

読書尚友をすることで教養が深まる

彼は読書尚友するようになってから落ち着いた

読書の秋には読書尚友するのが楽しみだ

 

読書をする事によって

その本の作者の人柄や
その時代が明らかになったので、

 

それによって教養が深まったり
人間として落ち着くという感じです。

 

また、

読書の秋と呼ばれるシーズンに
書物を読む事によって

 

昔の賢人を友とする事が出来るので
それが楽しみだという意味にもなります。

 

 

読書尚友の意味まとめ

読書尚友の意味につきましては

書物を読むことで、昔の賢人を友人とすること

となっています。

 

書物を読む事によって

書物を描いた人物の人柄がわかったり
その時代が分かったりすることにより

 

まるでその書物の作者と
友人になるかのように感じるという事です。

 

読書の秋と呼ばれるシーズンは
本を読むのに適していますので、

読書尚友と呼べるような本を
見つけてみてもいいかもしれません。

 

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