節分の時期になると

恵方巻きを食べる

という風習がありますけども、

 

そもそも恵方というのは
どのような意味が存在しいて、

 

節分における恵方には
どのような由来が存在するのでしょう?

 

なので今回は

恵方の意味や由来

についてをまとめてみました。

スポンサードリンク

 

 

恵方にはどんな意味が存在するの?

恵方にはどんな意味があるのかといえば

 

その年の十干(じっかん)によって定められる、
最もよいとされる方角

という意味が存在しています。

 

ちなみに十干というのは

甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・
己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)

という10の要素の集合のことです。

 

この十干に五行(ごぎょう)の
木・火・土・金・水を結びつけて

さらにそれぞれ兄(え)(陽)と弟(と)(陰)を配し、

 

甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・
己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)

と呼んでいます。

 

そして十干と十二支を組み合わせて
方位や時間、年や日を表していたのです。

 

なので

十干と十二支の組み合わせによって
最もよいとされる方角である

恵方を決めているということです。

 

なんだか昔は方角を決めるのに
少々ややこしい決め方をしてたのだなと思います。

 

スポンサードリンク

 

恵方の由来はどうなっているのか?

恵方巻きの「恵方」は
その年の最もよいとされる方角のことですが、

 

そんな恵方つまり
その年で最も良いとされる方角には

どのような由来があるのかといえば

 

最も良いとされる方角には

歳徳神(としとくじん)

と呼ばれる神様がいるとされています。

 

歳徳神というのは

お正月にやって来るとされる
その年の福徳を司る神様のことで、

 

恵方というのは元々

歳徳神様のいらっしゃる方角

とされており、

 

その方角に向かってする事は
すべては吉になると言われています。

 

それで正月にやってくる神様の歳徳神が
節分と関係しているのかという点ですが、

 

太陰太陽暦(旧暦)においては

立春の前後くらいの時期が元日で
立春も共に新年ととらえられていました。

 

なので、
立春の前日となる節分も

年越しの日

として意識されていたのです。

 

なので、

2月3日頃の節分に
歳徳神が訪れてくる方角とされる恵方に由来する

恵方巻きを食べたりするのは

 

節分が旧暦の基準だと
年越しの日となってるのでおかしくはないです。

 

 

恵方の意味や由来まとめ

恵方の意味に関しては

その年の十干(じっかん)によって定められる、
最もよいとされる方角

となっており、

 

由来に関しても

最も良いとされる方角には歳徳神
と呼ばれる神様がいるとされているから

だとされています。

 

こうしてみると旧暦から新暦になったことで
時期にずれが生じてしまっていて

現在でも名残として残ってると感じますね。

 

スポンサードリンク