蝉時雨(せみしぐれ)

という言葉を
最近耳にしたと思いますが、

 

蝉時雨の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

蝉時雨の意味

についてをまとめてみました。

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蝉時雨の意味はどのようになってる?

それで蝉時雨とは
どのような意味になってるのかと言えば

 

多くの蝉(セミ)が一斉に鳴きたてる声を
時雨の降る音に見立てた語

となっています。

 

時雨というのは簡単にいえば

 

秋の終わり頃から冬の初めにかけて

急にぱらぱらと降ったかと思ったらやんだりと
数時間で通り過ぎてゆく雨

 

の事です。

 

夏のシーズンの蝉の鳴き声と言えば

一斉に鳴きだしたと思えば
ピタッと一斉に鳴きやみますので、

 

そんな蝉の鳴き声を

突然降ったかと思ったらピタッと止んでしまう
時雨にたとえた言葉こそが

 

蝉時雨

となるわけですね。

 

また、

蝉が鳴くときは基本的に
木に止まってる状態になりますので、

蝉の鳴き声は唐突に頭上から降り注ぎます。

 

なので、

頭上から蝉の鳴き声が降り注ぐのを
突然頭上に降ってるく時雨にたとえた

という側面も存在しています。

 

確かに、

蝉の鳴き声が頭上から降り注ぐのは
土砂降りの音を連想されるのかもしれません。

 

ちなみに、
時雨に関連した言葉として

春時雨

秋時雨

といった言葉が存在していて、

 

それぞれの意味は

春時雨:春に突然降る雨

秋時雨:秋に突然降る雨

となっています。

 

(詳しくはこちら↓

春時雨の意味はどうでいつの季語なのか?

秋時雨とはどんな意味の言葉なのだろうか?)

 

なので、
蝉時雨についても最初

蝉が鳴く時期に降るにわか雨

か何かかと思ってたのですが、

 

実際のところは

蝉の鳴き声を時雨に例えたもの

となっていましたね。

 

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蝉時雨の使い方はどのようになる?

それでそんな蝉時雨の使い方は
どのようになっているのかと言いますと、

 

「耳をつんざくほどの蝉時雨が割って入った」

「蝉時雨がコンクリートをたたく」

「蝉時雨の風情があるという」

「蝉時雨が起っているばかりであった」

 

といった使い方がされています。

 

つまり、

蝉の鳴き声が割って入ってきたり
コンクリートを叩くなりすることで

 

蝉が一斉に鳴きだすような
夏の情景を表す使い方がされています。

 

蝉は夏を代表する昆虫なので
季語として夏を表しやすいのだろうと思いますね。

 

 

蝉時雨の意味まとめ

蝉時雨の意味については

多くの蝉(セミ)が一斉に鳴きたてる声を
時雨の降る音に見立てた語

となっています。

 

なので、

蝉が一斉に鳴きだす夏になれば
蝉時雨という言葉を思い出すといいかもしれません。

 

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