夏炉

という言葉を
最近見たと思いますが、

 

夏炉の意味や読み方等は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

夏炉の意味や読み方

についてまとめてみました。

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夏炉の意味はどうなっているのか?

それで夏炉の意味は
どのようになっているのかと言えば

 

夏でも火を入れている炉

という意味になります。

 

炉というのは「暖炉」とか「焜炉(こんろ)」
といった言葉にも使われてる通り、

物を燃やしたり温めたりするときに使うもの

に対して用いられる漢字です。

 

そして、
夏でも火を入れている炉というのは

夏自体が暑い季節なので
炉によって余計熱くなってしまいます。

 

だから、

冬に使われる扇(今でいううちわ)
を意味する冬扇と合わせて

 

夏炉冬扇(かろとうせん)

冬扇夏炉(とうせんかろ)

 

という言葉が用いられていて、

 

夏に暖炉の火をつけたり
冬に扇を使うという事は

時期が外れていて役に立たない事

という意味になっています。

 

なので夏炉という言葉も
夏でも火を入れている炉ですから

時期が外れていて役に立たないもの

という意味になっているのです。

 

例えば、

夏になってもこたつをしまわずに
そのまま置いておいても役に立たないですからね。

 

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夏炉の読み方ってどうなってるの?

それで夏炉の読み方は
どのようになってるのかと言えば

 

夏炉(なつろ)

とそのまんまな読み方となってます。

 

とはいえ
四字熟語で使った場合だと

 

夏炉冬扇(かろとうせん)

冬扇夏炉(とうせんかろ)

 

と使いますので、

 

なんだかちょっと
読み方がややこしい気もしてきます。

 

 

夏炉は季語としていつ使うのか?

それで夏炉は季語として
いつ使うものなのかと言えば

 

旧暦だと4,5,6月

が暦の上では夏に当たるので
上記の時期が夏炉を季語として使うとされています。

 

ただ、

旧暦の4.5.6月というのは
現在の新暦で言うところだとおおよそ

 

旧暦4月:5月上旬~6月上旬頃

旧暦5月:6月上旬~7月上旬頃

旧暦6月:7月上旬~8月上旬頃

 

とされていますので、

夏炉を季語として使う時期も
おおよそこのあたりとなっているのです。

 

この時期になると
だいぶ暑くなってきますので、

こたつやストーブなどを出していても
正直役に立つとは言えないでしょう。

 

夏炉を使った言葉には
夏炉冬扇というものも存在しています↓

夏炉冬扇とは意味はどうなっているの?

 

夏炉の意味や読み方まとめ

夏炉の意味については

夏でも火を入れている炉

という意味になっていて、

 

読み方については

夏炉(なつろ)

となっています。

 

夏の時期になってまで
こたつやストーブを出しっぱなしにしても

使いどころがなくて役に立たないので、

 

暖房器具は夏を迎える前に
片づけておいた方がよろしいでしょう。

 

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