向暑の折(こうしょのおり)

という挨拶が存在しますが、

 

向暑の折とは
どんな意味が存在するのでしょうか?

 

なので今回は

向暑の折

の意味についてまとめてみました。

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向暑の折の意味はどうなってるのか?

向暑の折の意味について
どのようになってるのかと言えば

 

まず向暑の折の「向暑」は

 

1.暑い時期に向かうこと

2.日増しに暑くなること

 

といった意味が存在してます。

 

「向」という字は当然ながら

向かう

という意味になっていますので、

 

「暑」い季節に「向」かっていくということで
日増しに暑くなる事を意味しています。

 

以前にも

向寒の折の意味はどのようになってる?

という記事内で

 

向寒という言葉の意味について
解説をした事がありましたが、

 

向寒が寒さに向かっていくという事で

向暑は向寒とは
真逆の意味になってるという事です。

 

さらに、

日に日の暑くなってるという事は
春から夏へと移り変わっていく

という事も意味しています。

 

そして

「~の折」

という言葉の意味については、

 

1.時・場所・状況

2.季節・時節

 

といった意味で使われています。

 

なので、
向暑の折の意味についても

 

1.暑い季節になってきました

2.日増しに暑くなる季節になりました

 

といった意味で
使われる言葉になっています。

 

そして向暑の折も向寒の折と同じく

向暑の折、くれぐれもご自愛ください

といった感じで用いますが、

 

これは

日に日に暑くなってくる季節になりましたが
体調の方に気をつけてください

という意味で使われます。

 

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向暑の折はいつからいつまで使われるのか?

それで向暑の折とは
いつからいつまで使われる言葉かと言えば、

 

基本的に向暑という言葉は

初夏

の時期に使うとされていて、

 

初夏の時期はおおよそ

立夏(5月5日頃)から芒種の前日(6月5日頃)

となっています。

 

立夏という時期は

旧暦だとだんだんと暑くなってきて
夏の季節が始まる日

とされていました。

 

だから、

暑さに向かうという意味の
向暑を使う時期として丁度いいです。

 

そして

芒種という6月の梅雨入り前まで
使う事になるのですが、

 

6月だと西日本では梅雨入りしてる場合もあり
どちらかというと梅雨に関連した挨拶を使うので

 

初夏に使う挨拶の向暑の折を使う時期も

5月末まで

とされてる場合もあります。

 

 

向暑の折の意味まとめ

向暑の折の意味については

 

1.暑い時期に向かうこと

2.日増しに暑くなること

 

といった意味になっています。

 

暑い時期に向かっていくという事で

春から夏へと移り変わという事で
初夏にあたる5月に使われる言葉です。

 

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