骨正月(ほねしょうがつ)

という言葉を
耳にしたことがあると思いますが、

 

骨正月とは
どのような意味があるのでしょうか?

 

なので今回は

骨正月とはどんな意味があるのか?

についてをまとめてみました。

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骨正月とはどんな意味なのか?

骨正月とはどんな意味かと言えば

西日本における二十日正月のことです。

 

二十日正月というのは

正月の祝い納めの日

となっていて

 

餅や正月料理といったごちそうが残ってたら
二十日正月までに食べ尽くすようにしますし、

飾り物を納めたりするのです。

 

だから骨正月というのは
西日本における二十日正月ということで

 

正月の料理として用意した塩鰤等の魚の骨を
二十日間酒粕の中に入れて

 

大根や大豆等の野菜と一緒に
粕汁にして食べたことから骨正月と言われてます。

 

正月に使われていた魚の骨まで
汁にして食べてしまうという

食べ物を無駄にしない精神は尊敬に値しますね。

 

また、

正月になってから毎日食べていた
正月用の魚が食べ尽くされて骨だけになるから

 

骨正月になった

とも言われているのです。

 

 

骨正月とはこんな別名も存在した?

骨正月こと二十日正月には
他にも地域ごとの別名として

 

石川県:乞食正月,奴正月

群馬県:棚探し

岐阜県:フセ正月

岩手県:二十日ワッパカ

 

とも呼ばれていて、

 

これらの地域でも同様に

おせちなどの正月のごちそうや
餅などを食べ尽くす風習があるとされています。

 

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骨正月とは他にもこんな風に言われてる?

そして骨正月とは
上記の地域による別名以外でも

 

麦正月・団子正月・とろろ正月

とも言われています。

 

麦は五穀の一つとして古来日本では

麦は米に次いで重要な主食

として扱われていました。

 

なので二十日正月には

お米以外の作物の豊作を祈願する
という意味合いがあったとも言われています。

 

だからこそ

二十日正月こと骨正月を
麦正月と呼んでいる地域においては

 

麦飯ととろろをお正月に
食べる習慣のあるところも存在してます。

 

二十日正月こと骨正月は

正月のごちそうや餅を食べ尽くすだけでなく
麦飯やとろろを食べる風習もあるのですね。

 

 

骨正月とは意味はどうなってるまとめ

骨正月とは意味はどうなってるかと言えば

 

正月の料理として用意した塩鰤等の魚の骨を
二十日間酒粕の中に入れて

大根や大豆等の野菜と一緒に
粕汁にして食べる風習

 

のことを言います。

 

昔は正月になると
魚を食べる機会は多かったのでしょうし、

 

魚が骨になっても最後まで味わうという

食べ物を無駄にしない昔の人の姿勢は
尊敬に値すると私は思います。

 

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