秋に関することわざに

秋の扇(あきのおうぎ)

ということわざが存在しますが、

 

秋の扇とは
どのような意味を持ってるのでしょうか?

 

なので今回は

秋の扇の意味

についてまとめてみました。

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秋の扇の意味はどうなっている?

秋の扇の意味は
どのようになってるのかと言いますと

 

1.秋になって使わなくなった扇

2.必要が無くなったもの

3.男性からの愛を失った女性

 

といった意味が存在します。

 

扇と言えば、
扇子 (せんす) とも呼ばれていて

あおぐことによって涼しい風を起こして
涼をとる道具となってます。

 

いわば現在でいうところの

うちわ

と煮たような使い方をする道具です。

 

そんな扇は

夏の暑い時期には少しでも涼しくするために
重宝されている道具となってますが、

 

秋になると涼しくなって
わざわざ風を起こす必要もなくなるので、

扇は秋には不要になる

という事です。

 

なので
秋になったら必要なくなる扇から転じて

必要が無くなったもの

という風な意味で用いられるのです。

 

昔はクーラーどころか
扇風機すらないですから、

扇をあおいで風を起こして涼をとる

というのが一般的だったと思いますので、

 

扇という言葉が
ことわざとして使われてるのでしょう。

 

とはいっても、

現代においては
エアコンや扇風機がありますし、

 

現在で言ううちわにあたる扇も

現代においては
昔ほど必要とされてないように思います。

 

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秋の扇の意味はこれが由来となっている?

そして秋の扇にはもう1つ

男性からの愛を失った女性

という意味がありますが、

 

上記の意味には
どのような由来があるのかと言いますと、

 

前漢(昔の中国)の皇帝である
成帝の側室に

ハンショウヨ

という女性がいて、

 

ハンショウヨは
成帝から愛されていたのですが、

やがて趙飛燕と呼ばれる成帝の皇后に
成帝からの愛を奪われてしまいました。

 

なのでハンショウヨ、

成帝からの愛を失って
不必要な存在になってしまった自分を

 

秋になって使われなくなってしまった扇
に例えた詩を詠んだ事から

 

秋の扇

という言葉ができました。

 

昔の中国も
なかなか複雑な問題を抱えてたものだ

と感じずにはいられないですね。

 

 

秋の扇の意味まとめ

秋の扇の意味に関しては

 

1.秋になって使わなくなった扇

2.必要が無くなったもの

3.男性からの愛を失った女性

 

となっています。

 

秋になると現在のうちわにあたる扇は
使われなくなっていますが、

 

それが元は

男性からの愛を失った女性

となっていると思うと
何ともいたたまれない気持ちになります。

 

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