十日の菊(とおかのきく)

という言葉を
最近耳にしたと思いますが、

 

十日の菊の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

十日の菊の意味

についてまとめてみました。

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十日の菊の意味はこうなっている?

十日の菊の意味は

時機に遅れて役に立たないこと

となっています。

 

9月9日の菊の節句の翌日の10日に
菊を備えても意味がないという事から

上記のような意味となっています。

 

ちなみに似たような意味の言葉としては

 

六日の菖蒲

夏炉冬扇

後の祭り

 

といった言葉も存在しています。

 

(意味についてはそれぞれこちらを参照↓

六日の菖蒲の意味や由来などはどうなってる?

夏炉冬扇とは意味はどうなっているの?

後の祭りの意味や由来はこうなっている?)

 

 

十日の菊の意味は由来はどこから?

十日の菊の意味の由来は

9月9日の菊の節句

となっていますが、

 

それでは菊の節句とは
どのようなものなのかと言えば

 

菊の節句は

重陽の節句

ともいわれている節句つまり
季節の節目とされる日の事です。

 

(詳しくはこちらを参照↓

重陽の節句の意味はこうなってる?)

 

菊は古来より薬草としても用いられて
延命する力があるとされており、

 

菊慈童(きくじどう)

という菊のおかげで
少年のまま700年も生きた伝説もあります。

 

そして、

中国では奇数を陽つまり縁起のいい数としていて
9月9日は陽の極である9が重なる事から

 

大変めでたい日とされ

重陽の節句

と言われていたのです。

 

そしてそんなめでたい日に
菊を飾って不老長寿を願うことから

菊の節句

と言われていたのです。

 

なので、

9月9日の重陽の節句の翌日に
菊を飾っても意味がないという事で

 

十日の菊

という言葉が使われてるのです。

 

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十日の菊の使い方はどうなる?

そして十日の菊の使い方は
どのようになっているのかと言えば

例としては以下のようになっています。

 

誕生日の翌日に
誕生日プレゼントをもらっても六日の菖蒲十日の菊

今頃来ても六日の菖蒲十日の菊だ

事件が起こった後に報告されても
既に六日の菖蒲十日の菊だ

すっかり涼しくなったのに扇風機を買っても
菖蒲十日の菊だ

 

十日の菊は上記のように

時機に遅れて役に立たない

という意味で使われています。

 

また、

同じように節句の次の日に
飾っても意味がないということで

 

六日の菖蒲(むいかのあやめ)

とセットにされて

 

六日の菖蒲十日の菊

という使い方をされています。

 

 

十日の菊の意味まとめ

十日の菊の意味については

時機に遅れて役に立たないこと

となっています。

 

菊の節句を過ぎた後に
菊を飾っても意味がないのと同じように、

 

時機を逃してしまって
役に立たなくなるという事が無いように

注意をしていきましょう。

 

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