したためる

という言葉を
耳にしたことがあると思いますが、

 

したためるの意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

したためるの意味

についてまとめてみました。

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したためるの意味はどうなるのか?

したためるの意味は
どのようになっているのかといえば

 

1.文章を書き記す

2.食事をする

3.整理する、処理する、処置する

4.用意する、支度する、準備する

5.治める、統治する

 

という意味になっています。

 

こうしてみると

「したためる」という言葉の意味は
結構広いと思いますが、

 

一番多く使われるのは

文章を書く

という意味での使い方になってます。

 

ちなみに

「したためる」は改まった言い方で
心を込めた手紙を書く際に使われます。

 

 

したためるの由来はどこから来ている?

したためるの由来については
いくつか諸説が存在しているので

それを見てみることにしましょう。

 

 

したためるの由来その1

したためるの由来は

古語の「したたむ(認む)」

が由来だとされており、

 

したたむの意味は

万全に事をなす、処理する

という意味が存在しています。

 

なのでこのことから平安時代では

整理する、処理する、処置する

という意味でつかわれてたと言われてますし、

 

鎌倉時代の平家物語では

準備する

という意味で使われていました。

 

 

したたむの由来その2

したたむの由来としては

「した(下)+とむ(留む)」が語源

という説も存在しています。

 

 

したたむの由来その3

したたむの由来としては
心がこもっていて確かであるという意味の

 

したた

が由来であるともいわれていて、
したたか(強か)と同源だともされています。

 

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したたむの由来その4

したたむの由来は他にも

 

昔の殿さまなどの偉い人は
自分で手紙を書くことはあまりなく、

代わりに書記の人が書いていました。

 

なので殿さまなどの偉い人がやることは

口述筆記された手紙を確認して
サイン(花押)するだけ

となっているのです。

 

だからそこから
手紙の内容を確認するということで

認(みと)める=認(したた)める

という意味になったとされています。

 

 

したためるの使い方は

したためるの使い方はどうなるかといえば
以下のようになっています。

 

手紙をしたためる

一緒に昼食をしたためる

万の事どもしたためさせ給ふ

河中の橋を踏まば落つるやうにしたためて

天皇,世の中をしたためおはしましける時に

 

「したためる」のうち

 

3.整理する、処理する、処置する

4.用意する、支度する、準備する

5.治める、統治する

 

といった意味の場合だと
古い時代でつかわれていた言葉になりますが、

 

1.文章を書き記す

2.食事をする

 

という意味ですと
現在でもつかわれていますね。

 

 

したためるの意味まとめ

したためるの意味については

 

1.文章を書き記す

2.食事をする

3.整理する、処理する、処置する

4.用意する、支度する、準備する

5.治める、統治する

 

となっています。

 

なので

心のこもった手紙を書くときにでも
したためるという言葉を使いましょう。

 

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