最近議会のニュースで

牛歩戦術(ぎゅうほせんじゅつ)

なんて言葉を耳にしましたが、

 

牛歩とは
どのような意味を持ってるのでしょうか?

 

なので今回は

牛歩とはどんな意味なのか?

についてまとめてみました。

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牛歩とはどんな意味があるのか?

牛歩とは
どのような意味になってるのか?

と言いますと、

 

1.牛のように歩みが遅いこと

2.物事が遅々として進まないこと

 

という意味を持っています。

 

牧場にいる牛と言えば
のんびりとしているイメージがありますし、

牧場主に連れて歩かれている牛の姿は
とても遅いように感じます。

 

だから、
そんな牛の歩く速度が遅い事を

 

物事がのろのろとしていて
なかなか進まない事

という意味に使われています。

 

例えば、

レストランなどで
料理を注文してなかなか来ない場合は

まさに牛歩と言っていいくらい
料理が来るのが遅いと感じますね。

 

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牛歩戦術とはどんなものなの?

牛歩とは

2.物事が遅々として進まないこと

という意味となってますが、

 

そんな牛歩が用いられてる

牛歩戦術とは
どのようなものになるのか?

と言いますと、

 

議会で投票が行われるときに

議員がわざと投票箱までの移動を
ゆっくりと進めて時間をかせぐ行為

 

の事であり、

 

国会において少数派が投票を遅らせて
審議の時間切れを狙う妨害行為

となっています。

 

要するに

 

少数の方がわざとゆっくり投票箱に向かって
投票限界まで時間を稼ぐ事によって

投票させないように邪魔することです。

 

例えば上記のように

 

投票箱へ向かう際に
ゆっくりゆっくり歩いて行ったり、

そこで立ち止まって無駄話をしたり、

 

上記に対して文句を言う人に
文句を言いにいったりと

投票を遅らせることで
時間稼ぎをしているわけです。

 

そんな牛歩戦術には
どんな意味があるのかと言いますと、

 

1.

議場(議会が開かれている部屋)を一度出てしまうと、
その議会が終了するまで議場に入れないという決まりがある(議場閉鎖)。

このため、たとえば賛成派議員の中からトイレを我慢できなくなって、
投票する前に部屋を出る議員が現れてくれれば、
その分賛成票を減らすことができる。

2.

午前0時、つまり日付が変わった時点で投票が終了していない場合は、
その投票自体が無効になるという決まりがある。

このため、議題の可決をある程度先延ばしすることができる。

3.

法案は、国会の会期中に可決するか、
継続審議の手続きを行わないと廃案となる。

会期末まで牛歩を続ければ、理論上は廃案にできる。

 

 

といった狙いがあるのです。

 

ただ、

上記の牛歩戦術を行っても
無意味な場合が多く、

 

成功したという例は
そんなにないという事になります。

 

 

牛歩とはどんな意味まとめ

牛歩とは

 

1.牛のように歩みが遅いこと

2.物事が遅々として進まないこと

 

という意味があり、

 

牛歩戦術とは

動作をわざと遅くして時間切れを狙う

というものがあります。

 

たまにわざと行動を遅くして
時間を稼ぐ人がいると思いますが、

そんな状態こそまさに

牛歩戦術をとっている

と言ってもいいかもしれません。

 

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