彼岸桜(ひがんざくら)

という桜の名前を
最近耳にしたと思いますが、

 

彼岸桜とは
どのような意味の桜で

ソメイヨシノ等の桜や緋寒桜とどう違うのでしょうか?

 

なので今回は

彼岸桜とはどんな意味の桜か

についてまとめてみました。

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彼岸桜とはどんな意味の桜なのか?

彼岸桜とは
どんな桜なのかと言えば

 

春の彼岸頃に開花する桜

となっています。

 

彼岸桜も

バラ科の落葉小高木

となっていますので、
桜の仲間と呼んでも差支えはないでしょう。

 

ソメイヨシノ等のよく見かける桜は
3月末頃~4月上旬頃に開花を始めますが、

 

彼岸桜は3月中旬の彼岸頃から
開花を始めるという事で

彼岸桜

と呼ばれるようになったわけです。

 

そして彼岸桜はソメイヨシノなどの
一般的な桜と比較すると

淡紅色の花を咲かせるのが特徴となってます。

 

ちなみに、
彼岸桜には別名として

 

「小彼岸(こひがん)」

「小彼岸桜(こひがんざくら)」

 

とも呼ばれています。

 

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彼岸桜と緋寒桜の違いは?

彼岸桜(ひがんざくら)と似たような桜として

緋寒桜(ひかんざくら)

と呼ばれる種類のものがあるのですが、

 

彼岸桜と緋寒桜には
どのような違いがあるのかと言えば、

 

まず彼岸桜とは
上の方でも解説をしていますが、

 

彼岸の頃に開花をする桜

となっています。

 

それに対して緋寒桜はといえば
旧暦の正月頃つまり現在で言うと

 

・沖縄だと1月~2月頃

・関東地方から南だと2月~3月

 

に開花する桜となります。

 

沖縄がいくら本州と比べて
暖かい方だとは言え、

1月頃から桜が開花するだなんて
驚きを感じるものですね。

 

まぁ寒い時期に開花する桜という事で
緋寒桜となってるのだと思いますが。

 

また、

沖縄県や鹿児島県奄美地方においては
桜の開花予想及び開花宣言は

 

緋寒桜

に対して行われるのです。

 

そして、

彼岸桜は
日本産の桜となってるのですが、

 

緋寒桜の方は
台湾原産の桜となっています

 

まさか沖縄で根付いている緋寒桜が
台湾原産という事も驚きですね。

 

(なので別名として

タイワンザクラ(台湾桜)

ヒザクラ(緋桜)

とも呼ばれてたりします。)

 

ただ、

緋寒桜は彼岸桜と
名前がよく似ていて紛らわしいという事で

 

近年では

カンヒザクラ

と呼ばれる事が多いです。

 

 

彼岸桜とはまとめ

彼岸桜とはどんな桜かと言えば

春の彼岸頃に開花する桜

となっています。

 

それにしても

彼岸頃という早い時期に
開花する桜があるというだけでも驚きですが、

 

それよりも早く開花する

緋寒桜(ひかんざくら)

まで存在しているというのは
意外なような気がしてきますね。

 

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