漫画や小説などで

賽は投げられた(さいはなげられた)

という言葉が出てくる事がありますが、

 

賽は投げられたとは
どんな意味のことわざなのでしょうか?

 

なので今回は

賽は投げられたの意味

についてまとめてみました。

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賽は投げられたの意味はこうなってる?

賽は投げられたの意味は
どのようになってるかと言えば

 

事は既に始まってしまったのだから
考えている余裕はなく、もはや断行するしかない

という意味になります。

 

ちなみに断行というのは

無理や困難、反対を押し切って物事を実行する事

という意味になっています。

 

「賽」というのはサイコロを意味する言葉であり、

 

 

例えるなら、

すごろくでサイコロが投げられた時
出た目が6だろうと1だろうと、

 

もうサイコロが投げられてしまった以上
後戻りはできなくなってしまいますから、

前へ進むしかないです。

 

それと同じように、

 

既に事が始まってしまえば
もはや後戻りはできなくなってしまいますので、

その結果がどうなろうとも
押しきってでも物事を行わなければならない

 

という事です。

 

例えば、

 

スポーツの試合が始まってしまえば
もう後戻りをすることはできませんし、

勝敗がどうなろうと
試合に臨まないといけなせん。

 

そんな感じで

物事が始まってしまえば後戻りはできないから
もはや実行に移すしかない

という意味で

 

賽は投げられた

という言葉が使われるのです。

 

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賽は投げられたの由来はどこから来ている?

それで

賽は投げられた

という言葉の由来は
どこから来ているのかと言いますと、

 

 

ローマのガイウス・ユリウス・カエサルが
元老院の召喚命令に背いて

ローマ帝国と属州ガリア・キサルピナを隔てる

ルビコン川

を渡る時に言った言葉が由来です。

 

ルビコン川は

ローマ帝国と属州ガリア・キサルピナを隔てる
北の防衛線としての意味があり、

 

それゆえに

軍隊を率いてルビコン川を渡る事は禁止され
これに背けばローマに反逆するとみなされてました。

 

だから、

ガイウス・ユリウス・カエサルが
ルビコン川を渡ってローマへ進軍するとき

 

もう後戻りはできないところまで来たことから

賽は投げられた!
(ラテン語だとalea iacta est(アーレア・ヤクタ・エスト))

と言い放ったのが由来です。

 

 

賽は投げられたの意味まとめ

賽は投げられたの意味は

 

事は既に始まってしまったのだから
考えている余裕はなく、もはや断行するしかない

 

という意味になってます。

 

サイコロが投げられたら
出た目に従って動くのと同じように、

 

事が始まってしまったら
もはや後戻りはできませんので、

後は運命に任せて行動するしかありません。

 

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