暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

という言葉を
耳にした事があると思いますが、

 

暖簾に腕押しとは
意味がどうなっているのでしょうか?

 

なので今回は

暖簾に腕押しとは意味はどうなる?

についてまとめてみました。

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暖簾に腕押しとはどんな意味なのか?

暖簾に腕押しとは
どんな意味を持ってるのかと言えば

 

何の張合いも手ごたえもないこと

という意味があります。

 

まず暖簾(のれん)というのは

 

居酒屋とかラーメン屋等の入り口や
銭湯や温泉の「男湯」「女湯」の入り口に

布がかかってる事がありますが、

 

あの入口にかかってる布の事を
暖簾と呼ぶのです。

 

そして、

そんな暖簾に対して腕を押しあてたとしても
何の手ごたえも感じないでしょう。

 

また、

「腕押し」という言葉は
「腕相撲」という意味だという解釈もあり、

 

腕相撲というのは

こちらが力を入れれば相手も力を入れるので
力が拮抗して手ごたえを感じるのですが、

 

相手が暖簾のように

力や抵抗心、競おうとする反応がないと
あっけなく倒せてしまいます。

 

そうなってしまえば

何の手ごたえも張合いもない

と思う事でしょう。

 

なので

 

暖簾に対して腕を押したり
暖簾相手に腕相撲をしても

特に手ごたえや張合いがない事から転じて

 

少しも手ごたえや張り合いがないこと

という意味になったのです。

 

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暖簾に腕押しとは使い方はどうなってる?

それで暖簾に腕押しとは
使い方はどのようになってるかと言えば

 

多くつかわれてる使い方としては

 

「どれだけ説明しても
暖簾に腕押しでだれも聞かない」

「あの人は頑固だから
いくら言っても暖簾に腕押しだ」

 

みたいな感じで

 

相手に対して何かを訴えかけても
全然聞いてくれない

 

みたいな使い方がされています。

 

確かに、

言い聞かせても
少しも手ごたえが無いという意味では

正しいのかもしれないですけど、

 

本来の暖簾に腕押しの意味が

相手が力や対抗心、競争心が無くて
何の手ごたえも張合いもない

というのを考えると、

 

「野球の試合で相手チームが弱い上、
全体的にやる気が感じられず暖簾に腕押しだ」

みたいな感じで

 

競争相手として張合いがない

という意味での使い方が
暖簾に腕押しの正しい使い方とされてます。

 

確かに、

腕相撲の相手として
暖簾のような相手では張合いがない

という意味から元々来てるので、

 

「何を言っても相手は全然聞かない」

みたいな使い方よりは
合ってるように感じますね。

 

 

暖簾に腕押しとは意味はどうなるまとめ

暖簾に腕押しとは意味はどうなるかと言えば

何の張合いも手ごたえもないこと

となっていますので、

 

競争相手に対して
手ごたえを感じないときなどに

使う言葉となっています。

 

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