雀始巣(すずめはじめてすくう)

という言葉を
最近目にしたと思いますが、

 

雀始巣の意味は
どのようになってるのでしょうか?

 

なので今回は

雀始巣の意味

についてまとめてみました。

スポンサードリンク

 

 

雀始巣の意味はこうなっていた?

雀始巣の意味は
どのようになってるのかと言えば

 

七十二候の一つとなっていて、

二十四節気の春分の初候つまり
最初の時期にあたる季節になってます。

 

そして、
雀始巣自体の意味としては

雀が巣を構え始める時期

という意味になっています。

 

昼の時間が少しずつ伸びる時期の
春から夏にかけては、

 

雀にとっては
子供が生まれる時期になりますので、

早朝から夕方まで、
枯草や毛をせっせと集めて巣作りをします。

 

なので、

春頃に作られる「雀の巣」や
春に生まれた雀の雛鳥の「雀の子」は

 

春の季語

として使われているのです。

 

雀という鳥は
日本では日常的に見かけますので、

そんな雀が暖かくなってきて
巣作りを始めたという事になれば

 

それは春の訪れを感じさせる事

という事なのでしょう。

 

ちなみに雀始巣は

略本暦

と呼ばれる

 

本暦から日常生活に
必要な事項だけを抜き出して

一般の人に使いやすいように作った暦

 

における呼び名となっていて、

 

略本暦の元となっている
中国で作られた太陰太陽暦の

宣明暦

においては

 

玄鳥至

と呼ばれていて、

 

その意味は

燕が南からやって来る

という意味になっています。

 

元々中国から生まれたものなので
日本でも同様かはわかりませんが、

 

燕と言えば

渡り鳥として有名で
冬の訪れとともに暖かいところへ行くイメージですが、

 

そんな燕が
南からやってくるという事は

暖かくなって春が訪れた

という事になるわけですね。

 

スポンサードリンク

 

雀始巣の時期はいつからいつまで?

それで雀始巣は
時期としていつからいつまで使うかと言えば

3月20日~3月24日頃

に使うとされています。

 

なぜかと言えば

雀始巣という言葉は
春分の初め頃の使われる言葉で、

 

春分の時期は大体

3月20日~4月4日頃

となっています。

 

なので、

雀始巣を使う時期も
春分の初め頃にあたる

 

3月20日~3月24日頃

に使うとされています。

 

春分を過ぎたころから

雀たちが子供を産むために
巣作りを始めるという事ですね。

 

 

雀始巣の意味まとめ

雀始巣の意味については

雀が巣を構え始める時期

となっています。

 

春になって暖かくなると
雀達が巣を作り始めるという事で

このような言葉が使われますので、

 

雀が巣を作ってるのを見た時には

春が訪れている

という事になるわけなのです。

 

スポンサードリンク