菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

という言葉を
耳にしたと思いますが、

 

菜虫化蝶の意味は
どのようになってるのでしょうか?

 

なので今回は

菜虫化蝶の意味

についてまとめてみました。

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菜虫化蝶の意味はどうなる?

菜虫化蝶とは
どんな意味を持ってるのかと言えば

 

青虫が羽化して紋白蝶になる

という意味が存在してます。

 

菜虫とはダイコン・カブ・ハクサイといった
アブラナ科に属する野菜を食べる昆虫で

特にモンシロチョウの幼虫、青虫を言います。

 

つまり菜虫こと青虫が
羽化して紋白蝶の成虫になるという事は

 

青虫達が厳しい冬を
サナギとなって乗り越えて紋白蝶になる

という事になり、

 

菜虫化蝶という言葉は

春の訪れを感じさせる言葉

という事になるのです。

 

確かに

紋白蝶が飛んでる時期と言えば
春のイメージがありますし、

 

青虫が紋白蝶になる時期という事で

春の訪れを感じる言葉になっても
特に不思議ではないように思えてきますね。

 

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菜虫化蝶はいつ頃使う言葉なのか?

それで菜虫化蝶とは
いつ頃使う言葉になるのかと言えば

 

3月15日~3月19日頃

に使うと言われています。

 

なぜかと言えば
菜虫化蝶という言葉は

啓蟄(けいちつ)

という時期の末候つまり終わりころに
使われる時期となっていて、

 

啓蟄の時期が大体

3月6日頃~3月22日頃

となっていますので、

 

その終わり頃である

3月15日~3月19日頃

に使われる事になってます。

 

確かに3月も半ばを過ぎれば
紋白蝶が飛び始めたとしても

特におかしいとは思いませんし、

 

紋白蝶が羽化する時期つまり
春の訪れを感じる時期としても

丁度いいのかなと思えてきますね。

 

 

菜虫化蝶は中国だとこう呼ばれている?

菜虫化蝶という言葉は

略本暦

と呼ばれる

 

本暦から日常生活に必要な部分だけを
抜き出して作った簡単な略歴

における呼び名の事で

 

略本暦の元になってる中国の宣明暦では

鷹化為鳩

と呼ばれる時期になっていて

 

意味は

鷹が郭公(かっこう)に姿を変える

となっています。

 

「鳩」と書いて「郭公」だったりするのは

もしかしたら似てたから
混同したとかかもしれないですし、

(遠目に見たら似てなくもないですし。)

 

鷹が郭公に姿を変えるというのは

季節の移り変わりによって
空で見かける鳥が鷹から郭公に変わった

という事なのかもしれないです。

 

(つまり冬から春へと移り変わったという感じ。)

 

 

菜虫化蝶の意味まとめ

菜虫化蝶の意味については

青虫が羽化して紋白蝶になる

という意味になってます。

 

まさに季節が移り変わったことで
春の訪れを感じさせる言葉ですね。

 

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